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グローバリゼーションとフードエコノミー フランク・ビュンテ(編) - 農林統計出版
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グローバリゼーションとフードエコノミー (グローバリゼーショントフードエコノミー) 新たな課題への挑戦 (アラタナカダイヘノチョウセン)

ビジネス
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A5判
184ページ
並製
定価 1,900円+税
ISBN
978-4-89732-262-9   COPY
ISBN 13
9784897322629   COPY
ISBN 10h
4-89732-262-6   COPY
ISBN 10
4897322626   COPY
出版者記号
89732   COPY
Cコード
C3033  
3:専門 0:単行本 33:経済・財政・統計
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2012年9月
書店発売日
登録日
2012年10月11日
最終更新日
2015年9月7日
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紹介

グローバリゼーションの進展に伴って一層複雑さを増している、食をめぐる経済。本書は、健康に関する安全問題やフェアトレード、動物福祉、激化する市場競争など、新たな課題を取り上げ、様々な視野から食をめぐる経済問題に接近する。

目次

序 章 農業を含めたフードエコノミーの拡大
 1 フードシステムの連続性 2 研究の焦点と広い視野からの考察

第Ⅰ部 市場構造変化のメカニズムと原料資源

 第1章 食品産業のグローバル化-市場構造と食品企業への影響-
 1 2つの誤解 2 経済のグローバル化の焦点 3 グローバル化と食品産業の市場集中 4 類型学と活動 5 代替可能性と譲渡可能性 6 市場構造と企業体勢の理論 7 将来の研究に向けた提案:そのⅠ 8 将来の研究の向けた提案:そのⅡ 9 ビール製造業のグローバル化 10 グローバル化への挑戦のための今後の課題

 第2章 現在とこれからのフードエコノミー
 1 環境変化と課題 2 発展途上国の台頭 3 利便性、多様性および品質 4 ネットワーク化 5 世界は一つの市場に 6 海外直接投資 7 開かれた世界市場とその結果 8 社会的責任 9 社会的関心、民間基準と価格

 第3章 バイオ燃料ブーム-世界の食料市場に与える影響-
 1 拡大するバイオ燃料ブーム 2 エタノール生産の成長 3 アメリカにおけるブームは続くのか 4 トウモロコシ市場への影響 5 EUとアメリカにおけるバイオ燃料の義務化 6 バイオ燃料の成長とアメリカにおける食料市場:2010年のシナリオ 7 バイオ燃料拡大成長による影響:EUと国際貿易

第Ⅱ部 ハード化するソフト
 
 第4章 グローバル化した食料生産を取り巻く社会・環境条件の消費者への伝達
 1 消費者の社会的責任への関心と購買行動 2 消費者への情報伝達:認証とラベル制度 3 消費者への情報伝達:企業マーケティング 4 消費者への情報伝達:その他のチャネル 5 水産におけるCSRコミュニケーション 6 切り花におけるCSRコミュニケーション 7 水産と花きのCSRの今後の方向

 第5章 政府と民間セクターの食品安全基準の相互関係 1 国民の健康保護 2 公的機関と民間機関のからみあい 3 正当性を持つが忍耐を伴うHACCP 4 公共機関による食品安全管理 5 食品の安全管理と輸入

 第6章 持続可能な畜産セクターの構築 1 畜産セクターと持続可能性 2 畜産セクターの重要性と影響 3 家畜による“食い尽くし”と土壌劣化 4 二酸化炭素と気候 5 水 6 生物多様性 7 分野横断的な政策枠組み

第Ⅲ部 食料政策の現状と展開

 第7章 食料政策の実態と分析-フランスの事例- 1 食品安全法 2 公的規則に対する民間の標準化 3 食品安全性と健康上の懸念 4 品質保証の政策 5 民間ラベルの挑戦 6 バランスのとれた食事の追求 7 公的政策の限界

 第8章 挑戦的な政策の事例-カナダの農業と農業・食料政策の展開-
 1 複雑でかつコラボレーションが求められる協議 2 輸出志向と自由化 3 生産性と競争力 4 製品差別化 5 新たな貿易障壁とバイオ燃料の概説 6 APFと5本の柱 7 食品の安全性と品質管理 8 目標達成 9 科学と技術革新プログラムとその結果 10 これまでのAPF 1.0の簡潔な評価 11 次世代のAPF:さらなる成長のために 12 競争力、技術革新そして対応性 13 教訓

 第9章 考慮すべき事項-食料政策の新たな研究領域-
 1 力のバランス 2 ハイテク 3 民間基準(自主および商業基準) 4 消費社会
 終 章  フードエコノミーの将来 1 余剰と不足の相互作用 2 巨大と微小 3 市民の不安と日常的な実践 4 情報化時代 5 新しい枠組みに旧来の課題を 6 新たな課題 7 新しい枠組み 8 複雑なルール

著者プロフィール

フランク・ビュンテ  (フランク・ビュンテ)  (

オランダ・ワーヘニンゲン大学農業経済研究所主任研究員

ハンス・ダーフホス  (ハンス・ダーフホス)  (

オランダ・ワーヘニンゲン大学農業経済研究所主任研究員

下渡 敏治  (シモワタリ トシハル)  (

日本大学生物資源科学部食品ビジネス学科教授

宮部 和幸  (ミヤベ カズユキ)  (

日本大学生物資源科学部食品ビジネス学科准教授

上原 秀樹  (ウエハラ ヒデキ)  (

明星大学経済学部経済学科教授

上記内容は本書刊行時のものです。