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農業のある安全快適都市-日本 東 正則(著) - 農林統計出版
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農業のある安全快適都市-日本 (ノウギョウノアルアンゼンカイテキトシ-ニホン)

ビジネス
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四六判
208ページ
並製
定価 1,900円+税
ISBN
978-4-89732-231-5   COPY
ISBN 13
9784897322315   COPY
ISBN 10h
4-89732-231-6   COPY
ISBN 10
4897322316   COPY
出版者記号
89732   COPY
Cコード
C3036  
3:専門 0:単行本 36:社会
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2011年11月
書店発売日
登録日
2011年11月8日
最終更新日
2015年9月7日
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紹介

このままでは、都市から農業が消えてしまう!日本の都市は農業を抱えていることで、安全と快適さを保ち続けられる。なぜ都市に農業が必要なのか、これからどう守っていけばいいのか。ポスト都市化時代の都市的視点からの都市農業保全論。

目次

第一章 なぜ本書を書かなければならなかったのか
第二章 今なぜ都市の農業が問題なのか
 (一 都市化の終焉を機に新しい対応が必要ではないか /二 都市の破綻への対応が必要ではないか/三 都市農業の行き詰まりの打開が必要ではないか/四 農業固有の機能の活用が必要ではないか)
第三章 都市と農業はなぜ反目し合うのか
 (一 なぜ日本の都市に農業があるのか/二 都市計画の中で農業はどのように位置づけられてきたか/三 都市での農業の否定に意味があるのか)
第四章 都市に農業が必要か
 (一 都市には固有性が必要ではないか/二 現行都市計画の矛盾に対応する必要があるのではないか/三 日本の都市の特殊事情を考える必要があるのではないか/四 都市住民の意識の変化を考える必要があるのではないか)
第五章 では誰が本当に都市で農業を必要としているのか
 (一 農家側は本当に農業を残したいのか/二 都市住民側は本当に農業を残したいのか/三 都市計画側は本当に農業を残したいのか)
第六章 都市における農業の保全理論は妥当か
 (一 農家の生存権保障論は必要か/二 安全な生鮮野菜の供給論は有効か/三 農業の多面的機能論は農業の保全に役立つか/四 農家あっての農業論は維持できるか)
第七章 相続による都市農地の減少要因はなにか
 (一 相続税の課税財産と相続人はどうなっているのか/二 相続はどのようになされるのか/三 相続によって都市農地はどのように減少してゆくのか/四 相続による都市農地の減少は食い止められないのか)
第八章 都市に農業を残す対応ができているのか
 (一 農家側は生活再建態勢を整えたのではないか/二 都市住民は他力本願すぎないか/三 都市計画側は危機意識が不足していないか/四 都市にあるべき農業への方向性はあるのか)
第九章 共存的な都市における農業を考えてみよう
 (一 都市農業の多様な展開を考えよう/二 コミュニティ農業の育成を図ろう)
第十章 共存的な都市と農業の実現を考えてみよう
 (一 相続に伴う農地減少を食い止めよう/二 都市住民の新しい農業参加をすすめよう/三 都市的必要性から農地保全を考えよう/四 都市的必要性からの農業助成をしよう/五 まちづくりとして農業を考えよう/六 都市の農業委員会を生まれ変わらせよう)
第十一章 補論―市街化区域周辺農業地帯を見直してレジャー農業を展開しよう―
 (一 なぜ市街化区域周辺農業地帯の見直しなのか/二 市街化区域周辺農業地帯の特徴とは何か/三 市街化区域周辺農業地帯を新しい農業地帯として認知しよう/四 市街化区域周辺農業地帯でレジャー農業の導入を図ろう/五 レジャー農業の展開をまちづくりとしてすすめよう/六 ポスト都市化時代の「集落地域整備法」でレジャー農業を展開しよう/七 景観法の「景観農振整備計画」を活用してレジャー農業を展開しよう/八 農業のある安全快適都市を堅持しよう)

著者プロフィール

東 正則  (アズマ マサノリ)  (

1943年北海道生まれ。
農学博士(東京大学)、工学博士(工学院大学)、
法学士(中央大学)。
一級建築士、宅地建物取引主任者。

上記内容は本書刊行時のものです。