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出版者情報
能の見える風景
発行:藤原書店
縦190mm
182ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2007年4月
- 登録日
- 2018年10月21日
- 最終更新日
- 2018年10月21日
紹介
脳梗塞で倒れてのちも、車椅子で能楽堂に通い、能の現代性とは何かを問い続ける一方、新作能作者として『一石仙人』『望恨歌』『原爆忌』『長崎の聖母』など、現代が抱える問題を最深部から結晶化させる作品を生み出す。作り手と観客という両面から能の現場にたつ著者の、能をめぐる思考の集成。
目次
1 能の見える風景(薪能の不思議
能と霊魂
聖女小町 ほか)
2 能評(興福寺勧進能『海士』-鮮やかな場面転換の連打
興福寺勧進能『景清』-障害者の矜持と失意の心理劇
新作能『不知火』-能を超えた能 ほか)
3 去りしひとに(白洲正子さんのお能の実力
白州さんの心残り
山姥の死-鶴見和子さん)
上記内容は本書刊行時のものです。