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出版者情報
生きる希望
イバン・イリイチの遺言
発行:藤原書店
縦200mm
409ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2006年12月
- 登録日
- 2018年9月24日
- 最終更新日
- 2018年9月24日
紹介
人びとに「未来」などない。あるのは「希望」だけだ。「最善の堕落は最悪であるCorruptio optimi quae est pessima.」-教育・医療・交通など「善」から発したものが制度化し、自律を欠いた依存へと転化する歴史を通じて、キリスト教‐西欧‐近代の最深部に批判を向けつつ、尚そこに、「今・ここ」の生を回復する唯一の可能性を探る。イリイチの思想の根底が示された最晩年の美しい結晶。
目次
1 最善の堕落は最悪(福音
神秘
偶然性1-神の掌中にある世界
偶然性2-テクノロジーの起源
罪の犯罪化
怖れ
福音とまなざし
健康
均衡
学校
友情
いかに死ぬかを知る
システムの時代
結び)
2 反復(終末の始まり
良心
至高の栄光
道具からシステムへ
身体化と脱身体化
コンスピラツィオ
分水嶺を越えて
無償性)
上記内容は本書刊行時のものです。