いきている ただそれだけで あおき かなえ(さく) - 中西出版
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いきている ただそれだけで
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2023年4月5日
- 書店発売日
- 2023年4月8日
- 登録日
- 2023年3月28日
- 最終更新日
- 2023年4月12日
紹介
それはまだ こんなにちいさい
でも、ここからあなたの いのちのおはなしがはじまるの。
あなたへ。そしてママへ。
年代を問わず「いのちの大切さ」に向き合える絵本です。
性教育の一歩目をこの一冊から。
前書きなど
この絵本を手に取ってくれた皆さまへ ～あとがきにかえて～
わたしがかなえさんと初めて会ったのは1980年、かなえさんが生まれた時です。
母の腕に抱かれる小さな命を、不思議な気持ちで眺めていました。
妹を可愛がった記憶はあまりなく（笑）、「人形遊び」とか、「ぬりえ」とか、一緒になにかするたび、よくケンカになっていました。
あれから40年、それぞれが「母」になり、一緒に取り組む「人形遊び」や「ぬりえ」が、『絵本制作』に変わっても、わたしたちは、あのころと同じようにケンカをしています。
そして、それは、とてもしあわせなことだと思うのです。
この先、それぞれの子どもたちが「母」になり、「父」になっていくところを、不思議な気持ちで眺めるのでしょう。
そうやって、いのちを繋いでいくのでしょう。
「いきている ただそれだけで」は、たくさんの人たちに愛され、励まされ、今の姿があります。心より感謝申し上げます。
絵本では、「いのちの繋がり」について、いわゆる一般的な「妊娠」「出産」というかたちで描かれていますが、いのちを繋げていくのには、いのちの数だけ、ストーリーがあります。
また、さまざまな事情から、「ママ」と暮らしていない子にも、「いのちのたまご」となった卵子や、誕生するその日まで、いのちを守ってくれた「ママ」は、必ずいます。
そんなストーリーのいくつかを、りささんが描いてくれました。
どんな形であれ、人が人と出逢うことは「キセキ」なのだと思います。
皆さまと、皆さまの愛する人たちが、今日も愛にあふれていますように。
出版サポート・企画監修 齋藤 里美
上記内容は本書刊行時のものです。
