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敗軍の将、輝く 望田 武司(著) - 中西出版
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敗軍の将、輝く (ハイグンノショウカガヤク)

歴史・地理
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発行:中西出版
四六判
縦188mm 横128mm 厚さ18mm
重さ 382g
346ページ
並製
定価 1,600円+税
ISBN
978-4-89115-285-7   COPY
ISBN 13
9784891152857   COPY
ISBN 10h
4-89115-285-0   COPY
ISBN 10
4891152850   COPY
出版者記号
89115   COPY
Cコード
C0021  
0:一般 0:単行本 21:日本歴史
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2013年10月
書店発売日
登録日
2014年2月25日
最終更新日
2017年12月1日
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紹介

 明治41年10月26日永眠。享年73。東京の新聞は、榎本武揚の葬儀を盛大な“江戸っ子葬”と報じた。
                        *
 「榎本武揚について関心をもってから久しい。榎本武揚の歴史的再評価が必要ではないか。そういう視点から、いつかは榎本について自分なりにまとめてみたいと思っていた。(中略)小説やテレビで作られた偶像は信ぜず、残されたさまざまな資料をもとに“独断と偏見”で、箱館戦争が残したものと榎本の生きざまを味わってみたいと思った」(「プロローグ」より)

 旧幕府軍で蝦夷国総裁として新政府と対立し、箱館戦争で“敗軍の将”となった榎本武揚。しかし敗将の“その後”は、新政府の中枢で日本の外交史と“因縁の地”北海道の開拓に大きく貢献を果たすものだった――。
 榎本武揚の生きざまと榎本を巡る人々を生き生きと描写したノンフィクション。

目次

一   プロローグ 榎本武揚再考
二   海外に目を向ける理系人間
三   薩長か徳川か 脱走直前の緊迫
四   蝦夷地上陸 戦争勃発
五   フランス兵士のガリア魂
六   最強軍艦 開陽
七   数奇な運命たどる咸臨丸
八   徳川幕引きの責任者
九   蝦夷国総裁の外交力
十   アボルダージュ 宮古湾海戦
十一  土方歳三 百九十九日の戦い
十二  様変わり 箱館新撰組
十三  ラストサムライ散る
十四  赤十字の祖 高松凌雲
十五  旧幕府軍から出た二人の外相
十六  降伏 命を救った万国海律全書
十七  牢名主 榎本武揚
十八  獄中で裁き待つ榎本
十九  度量大きい黒田清隆
二十  教育に熱心な黒田
二十一 疑惑の黒田清隆
二十二 結ばれる榎本・黒田両家
二十三 痩我慢の説
二十四 福沢と勝・榎本との関係
二十五 福沢の榎本批判に反論
二十六 人生再出発 早くもホームラン
二十七 榎本とケプロンの対立
二十八 北の脅威 国境紛争
二十九 発見されたシベリア日記
三十  ヤマで始まりヤマで終わる仕官人生
三十一 榎本低評価の背景
三十二 榎本 永眠
三十三 エピローグ

主な参考文献・資料一覧
榎本武揚年譜
榎本への想い 随所に/合田一道
実録でありながら、群像劇の面白さ/榎本 隆充

著者プロフィール

望田 武司  (モチダ タケシ)  (

1943年生まれ、新潟県出身。
元NHK社会部記者、各ニュース番組デスク・編成担当。2003年退職し、札幌に終の棲家を求める。
現在観光ボランティアをしながら自然観察に親しむ。エッセー「北国の便り」をメールで発信中。

上記内容は本書刊行時のものです。