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地球を緑に 海外産業植林センター(編) - 日本林業調査会
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地球を緑に (チキュウヲミドリニ) 産業植林調査概要報告書 (サンギョウショクリンチョウサガイヨウホウコクショ)

自然科学
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B5判
200ページ
並製
定価 2,381円+税
ISBN
978-4-88965-188-1   COPY
ISBN 13
9784889651881   COPY
ISBN 10h
4-88965-188-8   COPY
ISBN 10
4889651888   COPY
出版者記号
88965   COPY
Cコード
C0061  
0:一般 0:単行本 61:農林業
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2009年1月
書店発売日
登録日
2010年2月18日
最終更新日
2020年11月18日
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紹介

(社)海外産業植林センターが設立10周年を記念し、世界各国で行ってきた植林事業に関する調査・研究成果を要約。資源確保と環境保全に欠かせない貴重な現地のデータが1冊に。

目次

序文 海外産業植林センター会長 鈴木正一郎…3
海外産業植林への期待 (独)森林総合研究所国際連携推進拠点国際研究推進室 藤間剛…7
座談会 渡邊恒・田野岡章・本村則之・上河潔・田辺芳克…11

調査事業報告Ⅰ「産業植林適地の発掘」…23
 1 アルゼンチン・ブエノスアイレス州…24
 2 インドネシア…29
 3 ウルグアイ…33
 4 フィリピン…37
 5 オーストラリア・ダーウィン地区…41
 6 ニカラグア…44
 7 インド…48
 8 メキシコ…52
 9 ラオス…56
 10 ガイアナ…60
 11 パナマ…64
 12 カンボジア…68
 13 インドネシア・西カリマンタン州…72
 14 マレーシア・サラワク州…76

調査事業報告Ⅱ「針葉樹の賦存状況」…81
 1 ニュージーランド…82
 2 オーストラリア…85
 3 ブラジル…87
 4 チリ…90
 5 米国南部…94
 6 中米、メキシコ…97
 7 米国西海岸…99
 8 カナダ…103
 9 オーストラリア…107
 10 ニュージーランド…110

調査事業報告Ⅲ「早成広葉樹の萌芽更新と賦存状況」…115
 1 オーストラリア…116
 2 ブラジル、ポルトガル…120
 3 ブラジル、オーストラリア…125
 4 ブラジル…129
 5 中国…132
 6 中国・広西壮族自治区…135
 7 中国東南部・広東省、海南島…138
 8 中国東南部・湖南省…143
 9 中国東南部・山東省…146

資料編…151
 1 海外産業植林センターと調査事項等の概要…153
  1.センターの概要…153/2.調査・研究事業…155
 2 植林地及び植林木に関する報告…159
  1.日本企業の海外産業植林プロジェクト…159/2.日本の海外植林面積の推移…162/3.森林認証取得面積(累計)の推移…162/4.海外投資等損失準備金制度…163/5.日本製紙連合会「環境に関する自主行動計画」…164
 3  FAO(国連食糧農業機関)責任ある植林経営のための自主的指針…169

前書きなど

 社団法人海外産業植林センターは『海外諸地域における紙・パルプ資源確保のため、産業植林に関する調査研究等の事業を行うことによって、将来の紙・パルプ資源の確保を図るとともに、海外諸地域の健全な経済の発展および地球環境の保全に寄与すること』を目的として、1998年に設立されました。爾来10年に亘って、当センターは海外産業植林に関する調査・研究活動を進めてまいりました。
 京都議定書のクリーン開発メカニズムのCDM植林では、森林の状態にない土地に植林することによってCO2を固定し、排出権の発行を認めていますが、今後は森林減少と森林劣化に由来する温室効果ガスの排出削減(REDD)など、森林をテーマとする論議は益々高まっていくことでしょう。
 また、紙パルプ業界も、省エネルギー、燃料転換などを通して温室効果ガスの排出削減に努める一方、貴重な製紙原料である木材チップも2007年現在70%を海外からの輸入に依存していることから、海外原料の安定確保が重要な課題となっています。紙パルプ業界では、1970年代から海外植林を始めましたが、1990年代に飛躍的に植林面積を拡大しました。今日、海外から輸入する木材チップには、これらの植林地から収穫された木材も含まれています。地球上の資源の有限性から枯渇問題が提起される中で、森林は植林を継続することによって維持、拡大できる持続可能な再生資源です。紙パルプ業界では、草地や荒廃地でも植林を推進し、新たな森を作り、地球環境の保護にも貢献していきたいと考えています。
社団法人海外産業植林センター会長
鈴木 正一郎

版元から一言

(社)海外産業植林センターが設立10周年を記念し、世界各国で行ってきた植林事業に関する調査・研究成果を要約。資源確保と環境保全に欠かせない貴重な現地のデータが1冊に。

上記内容は本書刊行時のものです。