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普及版 卵殻モザイク 桑原浜子の世界 桑原 浜子(著/文 | イラスト) - 同時代社
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普及版 卵殻モザイク 桑原浜子の世界 (フキュウバンランカクモザイククワバラハマコノセカイ)

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発行:同時代社
B5横変形判
価格 1,800円+税
ISBN
978-4-88683-934-3   COPY
ISBN 13
9784886839343   COPY
ISBN 10h
4-88683-934-7   COPY
ISBN 10
4886839347   COPY
出版者記号
88683   COPY
Cコード
C0072  
0:一般 0:単行本 72:写真・工芸
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2022年11月1日
書店発売日
登録日
2022年10月5日
最終更新日
2022年10月27日
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紹介

自然がたたえる無限の色彩と、卵殻の輝きとが織りなす、懐かしき幻想の世界。
巻末で卵殻モザイクの作り方をわかりやすく解説。
普及版として復刊。

卵殻モザイクとは?
 伝統的には、漆に卵の殻を塗り込め、磨きだし、卵の殻で図案を作る工芸としてつづいてきた。正倉院の御物の一部にも使われている。
 それが、昭和初期、矢崎好幸博士によって「着色卵殻」の技術が開発されて以来、桑原浜子によって、近代なる絵画的技法として新に発展することとなった。

前書きなど

「普及版」発行にあたって
本書の初版を出版してから間もなく25年(1998年初版発行)になります。
そして、祖母・桑原浜子が亡くなって今年(2022年)は15年になります
この本を通じて「卵殻モザイク」を知って頂く事が出来ましたが、これからも沢山の皆様にお届けできる事を願って、今回普及版を再発行することになりました。
どうぞ「桑原浜子の世界」をご覧ください。
2022年10月3日 安藤彩子

版元から一言

卵殻モザイクとは漆に卵の殻を塗り込め、それを磨きだし、殻の白で図案を描き出す日本の伝統工芸。正倉院の御物の一部にも使われている、忘れ去られようとしていた技術を復活させた、美しい作品を紹介します。普及版として復刊しました。

著者プロフィール

桑原 浜子  (クワバラ ハマコ)  (著/文 | イラスト

1912年11月17日 東京に生まれる。父の死により、母の故郷甲府で成長する。
1930年 山梨県立甲府高等女学枚卒業後、工芸家・矢崎好幸氏の研究所で卵殻モザイクを習得する。
1933年 帝国美術工芸学校に入学。同校で卵殻モザイクの研究と日本画を学ぶ。
1977年~ 女流3人展、女流5人展、女流9人展、二美展、西美展に参加。モザイク研究会主宰。
1980年~ 愛宕山画塾・近藤乾年氏に師事。
1987年8月 米ロサンゼルスにおいて個展開催。
1994年3月~6月 フィリア美術館(山梨県小淵沢町)において個展開催。
2000年11月 世界観ギャラリー(東京都神田)において個展開催。
2002年12月 山梨県民会館(山梨県甲府市)において「桑原浜子 ひとすじの道展 平和への思いを卵殻にこめて」開催。
2004年5月 山梨県民会館において「桑原浜子・安藤彩子 二人展」開催。
2005年5月 ギャラリー安里(愛知県名古屋市)、ギャラリーゆんたく(愛知県春日井市)において「卵殻モザイク展2005・そして創作仲間の作品展」開催。
ギャラリーがらんどう(愛知県安城市)において「桑原浜子の世界展」開催。
希望社ギャラリー(岐阜市)において「卵殻モザイク展」開催。
2006年3~4月 世界観ギャラリー(東京都神田)において「桑原浜子・安藤彩子 二人展」開催。
2006年4月 ギャラリー六齋(山梨県南巨摩郡増穂町)において「卵殻モザイク展」――桑原浜子・彩子の世界――開催。
2006年10~11月 平成18年度笛吹市春日居郷土館特別展・交響詩「笛吹川」にて卵殻モザイク展「ふる里をうたう人たち」開催。
2008年1月3日 御逝去。甲府市内の病院にて。

上記内容は本書刊行時のものです。