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逃げてゆく水平線
発行:東宣出版
四六変型判
247ページ
定価
1,900円+税
- 書店発売日
- 2014年12月10日
- 登録日
- 2015年8月13日
- 最終更新日
- 2015年8月13日
紹介
沈黙を競う人びと。ボクシングに飽きたゴング。水平線に体当たりする船……本書はありとあり得ない果実がひしめく蜃楼のバザールである。読者はそこに不条理の絶対を見い出すに違いない。
(舟崎克彦 推薦文より)
シンプルなストーリーに隠された意図と背景には、人間っぽさと社会風刺が、ユーモアたっぷりの皮肉とともに、イタリアならではの情景で描かれている。
目次
建物の中に入っていった若者
ナバラの決闘
沈黙大会
囚われの料理人
メガネをかけた足
悲しい男のマフラー
登るクマ
税関吏の物語
パトリシュスと悪魔ラクソー
ゴングの音色
数の勉強
ジュッファの馬
トルボレーズ包囲戦
感謝日
コンパリコの扇子
闘牛士になった信号機
壺作りのボルト
トウモロコシの中の老人
帽子と頭
フランソワ・マジックのフレスコ画
五人とリンゴ
栄誉のサクランボ
美しき騎士の仮面
盗まれた車輪
逃げてゆく水平線
上記内容は本書刊行時のものです。