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小学生が描いた昭和の日本
児童画五〇〇点 自転車こいで全国から
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2022年1月20日
- 書店発売日
- 2022年1月20日
- 登録日
- 2021年12月21日
- 最終更新日
- 2022年1月18日
紹介
1969年10月~1970年10月
あの激動の時代
子供たちはなにを見ていたのか
一人の青年が北海道から沖縄まで、1年かけて120の小学校を自転車で訪ね、子供たちの絵を集めた。
目次
児童画収集への思い――まえがきにかえて
北海道
東北
青森 秋田 山形 岩手 宮城 福島
北陸
新潟 富山 石川 福井
関東
群馬 栃木 茨城 千葉 埼玉 東京 神奈川
中部
長野 山梨 静岡 愛知 岐阜
関西
三重 滋賀 奈良 和歌山 大阪 京都 兵庫
中国
鳥取 島根 岡山 広島 山口
四国
愛媛 香川 徳島 高知
九州
福岡 佐賀 長崎 熊本 大分 宮崎 鹿児島
沖縄
児童画収集道中日記 1969・10~1970・10
前書きなど
一九六九年(昭和四十四年)大学を卒業後、就職もせず自転車で東京を出発した。児童画提供の「お願い書」を持って各地の教育委員会や小学校に飛び込んだ。美術教育と何の縁もない青年がやってきて個人的に展覧会を開きたいから児童生徒の絵をくださいと言う。今ほど人を疑うことのなかったあの時代でも理解に苦しむ人がいたと思う。協力を断られたことも度々あった。忙しいからと取り合ってもらえないこともあった。しかし、「若い時しかできないことです。頑張ってください」「児童画展の成功を願っています」と言って協力してくださった方々が各地におられた。そうしたありがたい方々のおかげで、一年後には約一二〇の小学校から約五〇〇点の絵をいただくことができた。地域の自然や風景、人々の生活や働く姿、学校生活の様子など、子どもたちが描いた昭和の日本がそこにあった。(「児童画収集への思い」より)
上記内容は本書刊行時のものです。