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彦根城の諸研究 海津榮太郎(著) - サンライズ出版
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彦根城の諸研究 (ヒコネジョウノショケンキュウ) 海津榮太郎著作集 (カイツ゛ エイタロウ チョサクシュウ)

歴史・地理
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B5判
304ページ
並製
定価 5,000円+税
ISBN
978-4-88325-437-8   COPY
ISBN 13
9784883254378   COPY
ISBN 10h
4-88325-437-2   COPY
ISBN 10
4883254372   COPY
出版者記号
88325   COPY
Cコード
C0021  
0:一般 0:単行本 21:日本歴史
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2011年3月
書店発売日
登録日
2010年12月29日
最終更新日
2011年7月5日
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紹介

城郭研究の草分けであった海津氏が、ライフワークともいえる彦根城に関する詳細な研究論考を、関西城郭研究会機関誌『城』に発表したものを中心として、再編。築城慶長8年説・9年説、『井伊年譜』伝写本の考察、古絵図、古写真からの解明、天守等の寸法、狭間の位置など丹念に調べ、検討している。解体修理時の写真、建物図版、参考文献等も多く掲載しており、城郭研究の上で必携の書。

目次

  序 文           中井 均
第一章 彦根城をめぐる疑問
 はじめに
 一 築城について-着工・完成時期はいつか?
 二 助役工事をめぐる疑問
 三 石垣に刻印符号が見当たらないのはなぜか?
 四 天守・櫓の移転伝承をめぐる疑問
 五 天秤櫓の謎
 六 山崎郭と西の丸の三重櫓移転伝承の疑問
 七 本丸太鼓門の出自-佐和山城からの移築か-
 八 犬走りをめぐる疑問
 九 井戸と用水
 十 狭間をめぐる疑問-なぜ石落しがないのか?
 一一 『井伊年譜』の疑問点
 一二 その他の問題点
 むすび
第二章 彦根築城慶長八年・九年説について
 一 彦根築城着工慶長八年説について
 二 彦根築城着工慶長九年説について
 三 『徳川実紀』の記録
 四 明治以降の刊行書にみる取扱い
 五 まとめ
第三章 彦根城の諸問題
 はじめに
 一 彦根城沿革のあらまし
 二 城地の選定をめぐって
 三 着工の時期と工期について
 四 助役大名と普請奉行
 五 建物の移築伝承
 六 縄張りについて
 七 石垣と堀
 八 城と城下町の方位を斜めにした理由
第四章  彦根城の建築
 一 旧記と古図による建築物の規模について
      〔参考〕御城中御矢櫓大サ并瓦塀間数御殿御建物大サ覚書
 二 彦根城天守考察
 三 彦根城西の丸三重櫓―小谷城からの移設伝承について―
第五章  絵図と古写真にみる彦根城
 はじめに
 一 絵図の概要
 二 古写真の概要
第六章 彦根城余話
 一 井伊系図の問題点―井伊谷城郭群に関連して―
 二 古城遊記-彦根城-
 三 彦根城―後堅固で前に平地を持つ適地―
 四 岩瀬文庫の『井伊年譜』
 五 岩瀬文庫の『彦根并古城往昔聞集書』―大津城天守の彦根移建説―
 六 彦根城の植物
 主要参考文献の解説
   当御城建立覚書(中村家文書)
   井伊家年譜附考
   井伊年譜
   彦根山由来記
   彦根旧記集成

  海津榮太郎氏と城郭研究      森山 英一
   はじめに
   一 城郭研究の歴史
   二 海津氏と関西城郭研究会
   三 初期の研究-大和の近世城郭と陣屋の考察-
   四 研究の発展-多方面にわたる研究-
   五 ライフワークとしての彦根城の研究
   むすび

  あとがき          髙田 徹

    図版・写真一覧
    海津榮太郎主要著述目録
    海津榮太郎略歴
初出一覧

著者プロフィール

海津榮太郎  (カイツ゛ エイタロウ)  (

大正12年滋賀県彦根市生まれ。在野の城郭研究家として関西を中心に活動し、関西城郭研究会誌で数々の論考を発表。雑誌『大阪手帖』に「古城遊記」を78回連載。平成18年7月永眠。

上記内容は本書刊行時のものです。