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芸術の終焉のあと
現代芸術と歴史の境界
発行:三元社
A5判
368ページ
定価
4,800円+税
- 書店発売日
- 2017年2月9日
- 登録日
- 2017年1月18日
- 最終更新日
- 2017年2月3日
紹介
巨匠のナラティヴによって芸術を定義しうる時代が終わったポスト・ヒストリカルな現代に可能な美術評論の原理とは? 芸術の哲学的歴史観を踏まえ、「芸術とはなにか」を探究したダントーの予言的著作ついに邦訳。
目次
緒言 7
謝辞 14
第一章 序論 ――モダン、ポストモダン、コンテンポラリー 23
第二章 芸術の終焉のあとの三十年間 51
第三章 巨匠のナラティヴと評論の原理 80
第四章 モダニズムと純粋芸術批判 ――クレメント・グリーンバーグの歴史像 109
第五章 美学から美術評論へ 137
第六章 絵画、そして歴史の境界 ――純粋なものの消滅 167
第七章 ポップ・アートと過ぎ去った未来 192
第八章 絵画、政治、そしてポスト・ヒストリカルな芸術 218
第九章 モノクローム芸術の歴史博物館 244
第十章 美術館と渇いた大衆 278
第十一章 歴史のさまざまな様相 ――可能性と喜劇 303
訳注 345
解説 山田忠彰 348
あとがき 359
索引 I
上記内容は本書刊行時のものです。