版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊
最新運動療法大全 Ⅱ実践編 第6版 キャロリン・キスナー(著) - ガイアブックス
.
詳細画像 0
【利用可】

書店員向け情報 HELP

書店注文情報

注文電話番号:
注文FAX番号:
注文メール:
注文サイト:

在庫ステータス

在庫あり

取引情報

取引取次:
ト・日     書店
子どもの文化     書店(直)
直接取引:あり
返品の考え方: 刊行後長期に渡り受け付ける(フリー入帖)

出版社への相談

店頭での販促・拡材・イベントのご相談がありましたらお気軽にご連絡ください。

最新運動療法大全 Ⅱ実践編 第6版 (サイシンウンドウリョウホウタイゼン ニジッセンヘン ダイロッパン)

医学
このエントリーをはてなブックマークに追加
A4変形判
縦275mm 横220mm
620ページ
並製
価格 7,200円+税
ISBN
978-4-88282-983-6   COPY
ISBN 13
9784882829836   COPY
ISBN 10h
4-88282-983-5   COPY
ISBN 10
4882829835   COPY
出版者記号
88282   COPY
Cコード
C3047  
3:専門 0:単行本 47:医学・歯学・薬学
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2017年3月
書店発売日
登録日
2017年1月23日
最終更新日
2019年9月14日
このエントリーをはてなブックマークに追加

紹介

筋骨格系疾患または手術に伴う運動機能障害を有する患者ひとりひとりに合わせた介入プログラム作成のためのガイドライン。
運動療法と徒手療法の原理について考察を深め、最新の運動と管理ガイドラインを掲載し、理論と臨床技術の極めてバランスのとれた内容を記載しています。
理学療法の現在の進歩を反映した改訂版!
■ 新たな図解プログラム! 解剖図・線画・写真・X 線写真などフルカラーの解り易さ。
■ 新たな内容!脊椎マニュピレーション・脊椎手術・術後管理・上級機能トレーニングのための運動、女性の出産と骨盤低、リンパ系疾患などを加えた。
■ 新たなモデル!Nagiモデルを加えた国際生活機能分類(ICF)の言語使用。
■ 新たなヒント!運動療法の臨床適用の新たなヒントを「臨床情報」に記載。
■ さらに!運動療法の帰結を重視した「エビデンス情報」掲載。

常に運動の治療応用における新しい傾向と研究成果を組み入れてきた「最新 運動療法大全 第6版」がⅠ基礎編・Ⅱ実践編となってついに刊行される。
新版の主な特徴としては、いくつかの章を最新化するために数名の協力寄稿者を新たに採用し、現在の研究についての知識と情報を提供・追記している。
「エビデンス情報」の広大と最新化、「臨床情報」の新たな追加や、国際生活機能分類(ICF)・Nagiモデルの用語を統一し、世界保健機構の健康分類企画への移行をも推進している。
また、リハビリテーションプログラムの向上には、関節だけでは達成できないということが認識されてきていることから、身体パフォーマンスを向上させる上級運動を積極的に取り入れ改善させるため上級の機能トレーニングを多数掲載している。運動療法を学ぶ学生、医療従事者の学習と専門科としての成長のための情報源として役立つ内容に仕上がっている。

目次

推薦文 渡邉 昌/日本語版監修にあたって 黒澤 和生/第6版発刊にあたって/謝辞/著者紹介

第4部 身体の各部位の運動療法

第14章 脊椎:構造・機能・姿勢
脊椎の構造と機能
構造
脊椎の機能的構成要素
脊柱の動き
椎間関節の関節運動学
椎間板の構造と機能
椎間孔
姿勢アラインメントに及ぼす生体力学的影響
脊椎の弯曲
重力
安定性
脊椎の姿勢安定
随意的に動かない構造:安定性に及ぼす影響
筋:安定性に及ぼす影響
神経学的制御:安定性に及ぼす影響
四肢の運動が脊椎の安定性に及ぼす影響
呼吸が姿勢および安定性に及ぼす影響
腹腔内圧とバルサルバ法が安定性に及ぼす影響
姿勢の障害
疼痛の発症因子
機械的ストレスの影響
体幹筋による姿勢保持障害の影響
筋持久力障害の影響
姿勢障害による疼痛症候群
姿勢の不良:特徴および機能障害
骨盤部および腰部
頸部および胸部
前額面偏位:脊柱側彎および下肢非対称による姿勢傷害の管理
一般管理ガイドライン
脊椎姿勢の認識と管理
姿勢と運動と機能の関係
関節・筋・結合組織の可動性障害
筋パフォーマンスの障害
ボディメカニクス(身体力学を応用した運動法)
人間工学: 緩和と予防
ストレスの管理/リラクセイション
健康的な運動の習慣
自主学習課題

第15章 脊椎:管理のガイドライン
脊椎の病変と脊椎の機能障害
椎間板の病理
椎間板の損傷と変性
椎間板の病変と関連症状
椎間板の病変と体液うっ滞の徴候と症状
椎間板と椎間関節との病態力学的関係
椎間板の変性
関連病変
関節突起間(椎間関節突起)関節の病理
椎間関節の病変に多い診断と機能障害
椎骨の病理
骨粗鬆症による圧迫骨折
ショイエルマン病
筋および軟部組織損傷の病理:
挫傷・断裂・打撲傷
外傷による一般症状
腰部挫傷の多い部位
頸部挫傷の多い部位
姿勢の歪み
情動ストレス
機能的制約/能力障害
脊椎不安定症の病理学的メカニズム
中間帯
不安定症
機能障害に基づく管理ガイドライン
脊椎管理の原則
検査と評価
脊椎の急性症状の一般管理ガイドライン:保護期
脊椎の亜急性症状の一般管理ガイドライン:運動調節期
脊椎の慢性症状の一般管理ガイドライン:機能回復期
管理ガイドライン─免荷バイアス
急性症状の管理
進め方
管理ガイドライン─伸展バイアス
管理の原則
介入の適応・注意事項・禁忌─伸展法
腰椎に伸展法を用いる手技
頸椎の椎間板病変を扱う介入
椎間板症:手術と術後管理
手術の適応
一般的な手術
手順
術後管理
管理ガイドライン─屈曲バイアス
管理の原則
介入の適応と禁忌─屈曲法
屈曲法を用いる手技
管理ガイドライン─安定化
臨床的不安定症の確認
管理の原則
管理ガイドライン─モビライゼーション/マニピュレーション
管理:腰椎
管理:頸椎
管理ガイドライン─軟部組織の損傷
急性期の管理:保護期
亜急性期と慢性期の治療・管理:運動調節期と機能回復期
部位診断の管理
胸郭下部と腰部骨盤領域
骨粗鬆症による圧迫骨折
脊椎すべり症
強直性脊椎炎
ショイエルマン病
肋骨の亜脱臼
仙腸関節の機能不全
頸部と胸郭上部
緊張性頭痛/頸性頭痛
頸髄症
頸部痛
顎関節機能不全
構造と機能
徴候と症状
症状の発症因子
管理の原則
自主学習課題

第16章 脊椎:運動療法とマニピュレーション
運動を用いる脊椎管理の基本概念
基本的な介入
患者教育
運動の一般ガイドライン
運動感覚の認識
可動性/柔軟性
筋パフォーマンス
心肺持久力
機能的動作
運動感覚の認識
運動感覚トレーニングの要素─基本的手技
症状を緩和する姿勢
運動の脊椎への効果
感覚トレーニング、安定化運動、
基本的ボディメカニクスの運動の組み合わせ
姿勢の自動制御および習慣的制御への進め方
可動性/柔軟性
頸部および胸部上部─ストレッチング法
胸部の伸展を高める手技
体軸の伸展(頸部後退)を高める手技─斜角筋の伸張
上部頸椎の屈曲性を高める手技─短筋である後頭下筋の伸張
ストレッチング法としての牽引
頸椎関節マニピュレーション技法
頸部の屈曲促通マニピュレーション
頸部の伸展促通マニピュレーション
頸部の回旋促通マニピュレーション
頸部の回旋・側屈促通マニピュレーション
頸部の回旋・側屈促通マニピュレーション:代替テクニック
頭頸部の可動性を高める筋肉エネルギー法
頭頸部の屈曲性を高める手技
頭頸部の回旋促通
胸部中部、胸部下部、腰部─ストレッチング法
腰椎の屈曲性を高める手技
腰椎の伸展性を高める手技
脊椎外側の柔軟性を高める手技
股関節の筋の柔軟性を高める手技
ストレッチング法としての牽引
胸椎と腰椎の関節マニピュレーションと
HVTテクニック
胸椎の伸展性を高めるマニピュレーション
胸椎の屈曲性を高めるマニピュレーション
胸椎回旋促通のマニピュレーション
胸椎の可動性を高めるピストル型スラスト法
胸椎の可動性を高めるための上腕交差スラスト
胸椎の可動性を高めるためのフォール・スラスト
呼気制限に対する肋骨マニピュレーション
吸気制限に対する肋骨マニピュレーション
第一肋骨引上げマニピュレーション
腰椎の伸展性を高めるマニピュレーション
腰椎の回旋を増大させるマニピュレーション
腰椎椎間側屈促通マニピュレーション
腰の回旋促通のためのHVTによる腰の回旋
仙骨のおじぎ運動(屈曲)を促通するSI関節マニピュレーション
仙骨の起き上がり運動(伸展)を促通するSI関節マニピュレーション
寛骨への後方回旋マニピュレーション
筋パフォーマンス:安定化、筋持久力、筋力のトレーニング
安定化トレーニング─基本的手技および進め方
安定化トレーニングのためのガイドライン
深部安定化筋(コア筋)の活性化とトレーニング
グローバル筋の安定化運動
等尺性運動および動的運動
頸部の運動
胸部および腰部の運動
心肺の持久力
一般的な有酸素運動と脊椎に及ぼす効果
自転車
ウォーキングおよびランニング
ステップ運動
クロスカントリースキーおよびスキーマシーン
水泳
上半身用エルゴメータ運動負荷装置
ステップエアロビクスおよびエアロビクスダンス
「最近の大ブーム」
機能的動作
初期の機能トレーニング─基本的手技
機能的動作のための準備─基本的運動法
体重負荷運動
移動の安定化運動
ボディメカニクスと環境の適応
ボディメカニクスの原理─指導とトレーニング
環境の適応
機能トレーニングのための中級から上級の運動法
持ち上げ運動の反復
到達運動の反復
押し出し運動と引っ張り運動の反復
回旋と振り向き運動
運動動作の移行
トレーニングの移行
予防の指導
自主学習課題

第17章 肩と肩甲帯
肩甲帯の構造および機能
肩複合体の関節
滑膜関節
機能別にみる関節
肩甲骨の安定性
肩甲帯の機能
肩甲上腕リズム
上腕骨の運動に伴う鎖骨の挙上および回転
上腕の全挙上による外旋
三角筋─短い肩回旋筋腱板および棘上筋のメカニズム
関連痛と神経損傷
肩の疼痛に多い原因
肩甲帯の神経障害
肩の障害の管理と外科治療
関節の可動性低下:非観血的治療
肩甲上腕関節
肩鎖関節および胸鎖関節
肩甲上腕関節の手術と術後管理
肩甲上腕関節形成術
肩関節痛症候群(回旋筋腱板の損傷、インピンジメント症候群、肩関節不安定症):非観血的治療
関連の病変および症状の発症要因
構造障害および機能障害
機能的制約/能力障害
治療:脱臼のない肩関節痛症候群
肩関節の疼痛症候群:外科手術と術後管理
肩峰下除圧術と術後管理
回旋筋腱板修復術と術後管理
肩関節不安定症:非観血的治療
関連病変および損傷のメカニズム
前方脱臼の徒手整復
後方脱臼の徒手整復
肩関節不安定症:外科手術と術後管理
肩甲上腕関節の安定化手技と術後管理
肩峰鎖、胸鎖関節の安定化術と術後管理
肩甲帯のための運動療法
組織治癒の急性期および初期亜急性期の運動療法
肩甲上腕関節の初期の運動
肩甲骨の初期の運動
初期の神経筋制御
柔軟性を高め可動域を広げる運動療法
肩の可動域を広げるためのセルフストレッチング法
筋別の徒手ストレッチングとセルフストレッチング
筋パフォーマンスと機能的制御を改善する運動
等尺性運動
安定化運動
動的強化運動─肩甲帯筋群
動的強化運動:肩甲上腕筋群
肩甲骨のための機能的運動の進め方
自主学習課題

第18章 肘と前腕複合体
肘と前腕の構造および機能
肘と前腕の関節
肘関節の特徴および関節運動学
前腕の関節の特徴および関節運動学
肘と前腕の筋の機能
肘と前腕の一次的作用
手関節および手指の筋と肘との関係
肘の関連痛および神経の損傷
肘の関連痛に多い原因
肘の神経障害
肘および前腕の障害の管理と外科手術
関節の可動性低下:非観血的治療
関連病変と症状の発症因子
機能障害
機能的制約/能力障害
関節の可動性低下:管理─保護期
関節の可動性低下:管理─運動調節期
関節の可動性低下:管理─機能回復期
関節の外科手術と術後管理
橈骨頭切除術または関節形成術
人工肘関節全置換術
骨化性筋炎
症状の発症因子
過用症候群:反復性損傷の症候群
関連病
症状の発症因子
一般的な構造障害と機能障害
一般的な動作の制限と参加の制約
(機能的制約/能力障害)
過用症候群の非観血的管理:保護期
非観血的管理:運動調節期と機能回復期
肘と前腕の運動療法
柔軟性を高め可動域を広げる運動療法
徒手的、機械的ストレッチングおよびセルフ・ストレッチング法
セルフ・ストレッチング法─内側上顆および外側上顆の筋
筋パフォーマンスと機能的制御を改善する運動
等尺性運動
動的強化運動および持久性運動
肘と前腕の機能的運動
自主学習課題

第19章 手関節と手指
手関節と手指の構造および機能
手関節と手指の関節
手関節─特徴および関節運動学
手指の関節─特徴と関節運動学
手指の機能
手関節と手指の筋群
把握および把持の様式
手関節と手指において圧迫や外傷を受けやすい主な神経
手関節の神経障害
関連痛および感覚の型
手関節と手指の障害の管理および外科手術
関節の可動性低下:非観血的治療
よくある関節病変と機能障害
関節病変に伴うよくある機能的制約/能力障害
関節の可動性低下:管理─保護期
関節の可動性低下:管理─運動調節期と機能回復期
関節の外科手術と術後管理
手関節形成術
中手指節関節人工関節形成術
近位指節間関節人工関節形成術
母指の手根中手関節形成術
RA(関節リウマチ)による腱断裂:外科手術と術後管理
反復性損傷の症候群/過用症候群
腱障害
手関節と手指の損傷病変
単純な捻挫:非観血的治療
手の屈筋腱の裂傷:外科手術と術後管理
手の伸筋腱の裂傷:外科手術と術後管理
手関節と手指の運動療法
筋腱の可動性のための運動
腱滑走運動および腱ブロッキング運動
腱癒着を改善する瘢痕組織のモビライゼーション
柔軟性を高め可動域を広げる運動療法
一般ストレッチング法
内在筋と多関節筋のストレッチング手技
筋パフォーマンス、神経筋の調節および協調運動を形成し改善する運動
手関節と手指の筋力強化運動
巧緻性と機能的作業
自主学習課題

第20章 股関節
股関節の構造と機能
股関節の解剖学的特徴
骨の構造
股関節の特徴および関節運動学
股関節のバランスおよび姿勢調整への影響
股関節と骨盤の機能的関係
大腿骨の動きと筋の機能
骨盤の動きと筋の機能
体重負荷時における股関節、膝関節、足関節部の機能的関係
股関節部の病理力学
股関節と歩行
歩行時の股関節筋の機能
筋骨格の機能障害が歩行に及ぼす影響
関連痛と神経損傷
損傷や絞扼を受ける主な神経
股関節部と臀部の関連痛の主な原因
股関節障害の管理と外科手術
関節の可動性低下:非観血的治療
関連病変と症状の発症因子
一般的な構造障害と機能障害
一般的な活動制限および参加制約
(機能的制約/能力障害)
管理:保護期
管理:運動調節期と機能回復期
関節の外科手術と術後管理
人工股関節全置換術
股関節の半関節形成術
股関節骨折:外科手術と術後管理
股関節骨折:発生率、リスク要因、機能的影響
股関節骨折の部位と種類
股関節骨折の観血的整復術と内固定法
疼痛股関節症候群:非観血的治療
関連病変と症状の発症因子
一般的な構造障害と機能障害
管理:保護期
管理:運動調節期
管理:機能回復期
股関節の運動療法
柔軟性を高め可動域を広げる運動療法
可動域を制限している股関節組織のストレッチ技法
可動域を制限している二関節筋のストレッチ技法
筋パフォーマンスと機能的制御を改善する運動
開放性連鎖(免荷)運動
閉鎖性連鎖(体重負荷)運動
股関節機能の改善
自主学習課題

第21章 膝関節
膝関節の構造と機能
膝複合体の関節
脛骨大腿関節
膝蓋大腿関節
膝蓋骨の機能
膝蓋骨アラインメント
膝蓋骨の圧迫
筋の機能
膝の伸筋の機能
膝の屈筋の機能
膝の動的安定性
膝関節と歩行
歩行時の膝関節の筋肉による調節
股関節と足関節の機能障害
関連痛と神経の損傷
損傷による膝の主な神経の問題
関連痛の一般的原因
膝関節障害の治療と手術
関節の可動性低下:非観血的治療
一般的な関節疾患と併発機能傷害
関節可動性低下:治療─保護期
関節可動性低下:治療─運動調節期と機能回復期
関節の外科手術と術後管理
関節の軟骨欠損の修復
人工膝関節全置換術
膝蓋大腿機能不全:非観血的治療
膝蓋大腿関節の関連病変
症状の病因
一般的な機能障害および機能的制約/能力障害
膝蓋大腿関節の症状:治療─保護期
膝蓋大腿関節の症状:治療─運動調節期と機能回復期
膝蓋骨不安定性:外科的処置と術後管理
外科的選択肢の概観
伸展機構の近位アラインメントの再構築:内側膝蓋大腿靭帯の修復または再構築と関連手技
伸展機構の遠位アラインメントの再構築:膝蓋骨腱の脛骨結節移植と関連手技
靭帯損傷:非観血的治療
損傷のメカニズム
女子運動選手の靭帯損傷
一般的な構造的および機能的障害、活動制限、参加制約(機能的制約/能力障害)
靱帯損傷:非観血的治療
靱帯損傷:外科手術と術後管理
背景
前十字靱帯(ACL)再建術
後十字靱帯(PCL)再建術
半月板裂傷:非観血的治療
損傷のメカニズム
一般的な構造的と機能的障害、活動制限、参加制約(機能的制約/能力障害)
治療
半月板裂傷:外科手術と術後管理
半月板修復
部分的半月板切除術
膝関節の運動療法
柔軟性を高め可動域を広げる運動療法
膝の伸展を促進する方法
膝の屈曲を促進する方法
膝の腸脛靭帯の可動性を増大させる方法
筋パフォーマンスと機能的制御を改善する運動
開放性連鎖(免荷)運動
閉鎖性連鎖(体重負荷)運動
膝関節の機能向上
自主学習課題

第22章 足関節と足部
足関節と足部の構造および機能
構造的関係と運動
解剖学的特徴
足関節と足部の運動
関節の特徴と関節運動学:下肢、足関節、足部
足関節と足部の機能
構造的関係
足関節と足部の筋の機能
足関節/足部複合体と歩行
歩行中の足関節と足部の関節の機能
歩行中の足関節と足部の筋制御
関連痛と神経の損傷
圧迫や損傷を受けやすい主な神経
足部の分節性感覚の一般的な原因
足部と足関節の障害の管理および外科手術
関節の可動性低下:非観血的治療
関節の病変と症状の発症因子
一般的な構造・機能障害、活動制限、参加制約(機能的制約/能力障害)
関節の可動性低下:管理─保護期
関節の可動性低下:管理─運動調節期と機能回復期
関節の外科手術と術後管理
足関節全置換術
足関節と足部の固定術
下肢、踵、足部痛:非観血的治療
関連する病変と症状の発症因子
一般的な構造・機能障害、活動制限、参加制約(機能的制約/能力障害)
下肢、踵、足部痛:管理─保護期
下肢、踵、足部痛:管理─運動調節期と機能回復期
靭帯の損傷:非観血的治療
一般的な構造・機能障害、活動制限、参加制約(機能的制約/能力障害)
急性足関節捻挫:管理─保護期
足関節捻挫:管理─運動調節期
足関節捻挫:管理─機能回復期
外傷性軟部組織損傷:外科手術と術後管理
外側足関節完全断裂の修復
アキレス腱断裂の修復
足関節と足部の運動療法
柔軟性を高め、可動域を広げる運動療法
足関節のための屈曲運動
足指の可動性が小さい場合の屈曲運動
足部の足底筋膜のストレッチング
筋パフォーマンスと機能的制御を改善する運動
神経筋の動的制御を高める運動
開放性連鎖(免荷)強化運動
閉鎖性連鎖(体重負荷)運動
足関節と足部の機能向上
自主学習課題

第23章 上級の機能的トレーニング
安定性とバランスを高める運動
改訂されたガイドライン
上級の安定化およびバランス運動
筋力とパワーを高める運動
上級のストレッチ運動
プライオメトリック・トレーニング:伸張短縮練習
自主学習課題

第5部 運動療法の特殊分野

第24章 女性の健康:出産と骨盤底
妊娠、分娩、関連症状の概観
妊娠と分娩の特徴
妊娠
分娩
妊娠期の解剖学的変化と生理学的変化
妊娠期の体重増加
器官系の変化
姿勢とバランスの変化
骨盤底の構造、機能、機能障害の概観
骨盤底の筋系
出産が骨盤底に及ぼす影響
骨盤底機能障害の分類
機能障害のリスク要因
骨盤底機能障害のための介入
妊娠誘発性の病理
腹直筋離開
姿勢による背部痛
仙腸関節痛/骨盤帯痛
静脈瘤
関節弛緩症
神経圧迫症候群
妊娠、分娩、関連症状のための運動介入
妊娠期における有酸素運動の生理学的効果
有酸素運動に対する母体の反応
母親の有酸素運動に対する胎児の反応
合併症がみられない妊娠期および産褥期の運動
妊婦の管理に関するガイドライン
フィットネス運動の推奨事項
運動の注意事項と禁忌
重要な部位と推奨運動法
骨盤底の意識、トレーニング、強化
分娩期の弛緩運動と呼吸運動
妊娠期の危険な姿勢と運動
産褥期に重要な運動
帝王切開の出産
理学療法士にとっての重要事項
帝王切開術後の患者の推奨運動
ハイリスク妊娠
ハイリスクな症状
ハイリスク妊娠の管理ガイドラインと注意事項
自主学習課題

第25章 リンパ系疾患の管理
リンパ系疾患
リンパ系の構造と機能
リンパ浮腫の種類
リンパ疾患の臨床症状
リンパ機能の検査と評価
リンパ浮腫リスクの軽減
リンパ浮腫の管理
乳癌によるリンパ管機能不全
背景
手術の手順
放射線療法
乳癌による機能障害と合併症
乳癌手術後の管理ガイドライン
リンパ浮腫の管理のための運動
背景と原理
リンパ浮腫の管理のための運動法
リンパ液の排出促進運動のガイドライン
リンパ液排出のための選抜運動:一連の上肢と下肢の運動
自主学習課題

著者プロフィール

キャロリン・キスナー  (キャロリン キスナー)  (

キャロリン・キスナーは、オハイオ州立大学(OSU)の教授陣の一員として27年間務め、早期退職後名誉教授の称号を与えられた。また、OSU在職中、医療技術学部から教育指導優秀賞を贈られ、Sphinx and Mortarboard Honor Societiesから、優秀な教育指導者として認められた。彼女は、理学療法科の上級研究プログラムを作成、指導し、大学院プログラムの上級整形外科クラスを指導し、多くの大学院生に助言を与えてきた。その後、オハイオ州シンシナティ市のマウント・セント・ジョゼフ大学で7年間教えた。そこでの在職中、カリキュラム委員会の委員長を務め、理学療法の修士プログラムを調節して改定を行い、入門レベルの博士プログラムを作成した。マウント・セント・ジョゼフ大学では、Sister Adele Clifford Excellence in Teachingを贈られ、2010年春の会議から、Lifetime Achievement in Physical Therapyを贈られた。1985年、リン・コルビー,理学療法士,理学修士と共著で、理学療法大全(F A Davis社)を出版した。両氏は、常に、理学療法の進歩と傾向に触れ、その維持に努め、それを本書の各版に反映してきた。両氏は、また、ポケット版の「Ther Ex Notes Clinical Pocket Guide(F A Davis社)」も出版している。
キャロリン・キスナーが携わってきた主な分野は、運動生理学、整形外科の教育と介入、運動療法、徒手療法である。米国国内、さらに、フィリピン、ブラジル、カナダ、メキシコを何度も訪れ、末梢関節モビライゼーション、脊椎安定化、運動生理学、歩行、機能的運動に関するワークショップも多数行っている。こうしたキャリアを通じて、主に、整形外科の外来患者とその家庭での健康に積極的に関わってきている。こうした彼女の業績が認められ、2012年にキャピタル大学(米国オハイオ州コロンバス市)から,Alumni Achievement Awardが贈られた。

リン・アラン・コルビー  (リン アラン コルビー)  (

リン・コルビーは、オハイオ州立大学(OSU)の名誉准教授である。また、OSU(米国オハイオ州コロンバス市)から、理学療法の理学士と医療技術の修士を受けた。リン・コルビーは本書「運動療法大全:基礎と実践」(現在第6版)と「Ther Ex Notes: Clinical Pocket Guide」の共著者である。最近退職したが、35年間OSUの医療技術専門学科の理学療法プログラム(現在の健康とリハビリテーション科)で教鞭をとっていた。
教授群の一員として、医療技術の上級プログラムに登録した理学療法士にも助言を与えた。理学療法のカリキュラムの中で、主に、骨格筋と神経系の運動療法と小児理学療法を担当していた。整形外科の救急医療、高度な介護施設の長期ケア、様々な小児科の入院患者と外来患者の臨床現場の経験も積んできた。長い理学療法士としての歩みの中で、OSUの医療技術専門学科から、教授優良賞を贈られ、オハイオ理学療法協会によって、2001年の年間優良オハイオ理学療法士に選ばれた。さらに最近、OSU同窓会から、Ralph Davenport Mershon Award for Service and Leadershipが贈られた。

黒澤 和生  (クロサワ カズオ)  (

国立療養所近畿中央病院附属リハビリテ─ション学院 理学療法学科卒業。中央大学法学部法律学科(通信教育課程:法学士)。東京国際大学大学院社会学研究科応用社会学専攻修士課程修了(社会学修士)。杏林大学大学院保健学研究科保健学専攻後期(博士)課程修了(保健学博士)。埼玉医科大学付属病院、埼玉リハビリテ─ション専門学校、埼玉医科大学短期大学、国際医療福祉大学、健康科学大学を経て、平成28年度から国際医療福祉大学小田原保健医療学部学部長・理学療法学科長。

上記内容は本書刊行時のものです。