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最新運動療法大全 Ⅰ基礎編 第6版 キャロリン・キスナー(著) - ガイアブックス
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最新運動療法大全 Ⅰ基礎編 第6版

医学
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A4変形判
縦275mm 横220mm
448ページ
並製
価格 6,800円+税
ISBN
978-4-88282-972-0   COPY
ISBN 13
9784882829720   COPY
ISBN 10h
4-88282-972-X   COPY
ISBN 10
488282972X   COPY
出版者記号
88282   COPY
Cコード
C3047  
3:専門 0:単行本 47:医学・歯学・薬学
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2016年11月
書店発売日
登録日
2016年9月14日
最終更新日
2022年3月8日
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重版情報

2刷 出来予定日: 2022-03-01
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紹介

筋骨格系疾患または手術に伴う運動機能障害を有する患者ひとりひとりに合わせた介入プログラム作成のためのガイドライン。
運動療法と徒手療法の原理について考察を深め、最新の運動と管理ガイドラインを掲載し、理論と臨床技術の極めてバランスのとれた内容を記載しています。
理学療法の現在の進歩を反映した改訂版!

■ 新たな図解プログラム! 解剖図・線画・写真・X 線写真などフルカラーの解り易さ。
■ 新たな内容!脊椎マニュピレーション・脊椎手術・術後管理・上級機能トレーニングのための運動。
■ 新たなモデル!Nagiモデルを加えた国際生活機能分類(ICF)の言語使用。
■ 新たなヒント!運動療法の臨床適用の新たなヒントを「臨床情報」に記載。
■ さらに!運動療法の帰結を重視した「エビデンス情報」掲載。
■ さらに!理学療法の分野の一流の専門家による寄稿。

常に運動の治療応用における新しい傾向と研究成果を組み入れてきた「最新 運動療法大全 第6版」がⅠ基礎編・Ⅱ実践編(Ⅱ実践編は2017年発売予定)となってついに刊行される。
新版の主な特徴としては、いくつかの章を最新化するために数名の協力寄稿者を新たに採用し、現在の研究についての知識と情報を提供・追記している。
「エビデンス情報」の広大と最新化、「臨床情報」の新たな追加や、国際生活機能分類(ICF)・Nagiモデルの用語を統一し、世界保健機構の健康分類企画への移行をも推進している。
また、リハビリテーションプログラムの向上には、関節だけでは達成できないということが認識されてきていることから、身体パフォーマンスを向上させる上級運動を積極的に取り入れ改善させるため上級の機能トレーニングを多数掲載している。運動療法を学ぶ学生、医療従事者の学習と専門科としての成長のための情報源として役立つ内容に仕上がっている。

目次

第1部 一般概念

第1章 運動療法 基本概念
運動療法:身体機能への効果
運動療法の定義
身体機能の諸相:重要用語の定義
運動療法の種類と方法
運動の安全性
健康状態、機能、能力障害の分類─
モデルの変遷と関連用語
分類体系の背景と根拠
機能モデルと能力障害モデル─過去と現在
身体機能の諸相と能力障害モデルおよび理学療法における適用
患者の管理と臨床上の意思決定:対話的関係
臨床上の意思決定
エビデンスに基づく診療
患者の管理モデル
効果的な運動練習と
課題指向型指導のための戦略
運動指導前の準備事項
運動学習の概念:
運動の基本概念と課題指向型指導
運動療法の継続性
自主学習課題

第2章 疾病予防・健康の増進と維持
重要用語と概念
「ヘルシーピープル2020」におけ理学療法の役割
リスク要因の特定
変容の容易さの決定
行動のしやすさに影響するその他の要因
健康増進プログラムの開発と導入
症例:運動と骨粗鬆症
疾病予防・健康の増進と維持の
プログラム開発のための補足事項
自主学習課題

第2部 運動療法の適用

第3章 関節可動域(ROM)運動
ROM運動の種類
ROM運動の適応症、治療目標、限界
他動ROM運動
自動ROM運動と自動介助ROM運動
ROM運動の注意事項と禁忌
ROM運動適用の原則と手順
検査、評価、治療計画
患者の準備
技術的適用
PROM運動法の適用
AROM運動法の適用
ROM運動法
上肢
下肢
頸椎腰椎
自己介助ROM運動自己介助運動
棒(T字杖)を用いる運動
壁登り
頭上プーリー(滑車)運動スケートボード/滑り板相反性運動装置
持続的他動運動 .
CPMの有用性
CPMの一般ガイドライン
機能別ROM運動法
自主学習課題

第4章 可動性障害のためのストレッチング
可動性とストレッチングに関する用語の定義
柔軟性
可動性低下
拘縮
選択的ストレッチング
過伸張および過可動性
軟部組織の可動性を高める介入の概要
ストレッチングの適応、禁忌、帰結の可能性
ストレッチングの適応と禁忌
ストレッチングの有用性と帰結の可能性
軟部組織の特性─不動および伸張への反応
収縮性組織の力学的特性
収縮性組織の神経生理学的特性
非収縮性軟部組織の力学的特性
ストレッチングングの決定因子と種類
アラインメントと安定化
ストレッチの強度
ストレッチの時間
ストレッチの速さ
ストレッチの頻度
ストレッチの形態
固有受容性神経筋促進法のストレッチ手技
機能強化を取り入れたストレッチング
ストレッチング療法の適用手順ガイドライン
患者の検査と評価
ストレッチング前の準備
徒手ストレッチングの適用手順
ストレッチング後の管理
ストレッチングの注意事項 .
一般的注意事項
一般向け柔軟性プログラムに対する
特別な注意点 .
ストレッチング療法の補助療法
補完的運動療法
温熱療法
寒冷療法
マッサージ
バイオフィードバック療法
関節の牽引または振動
徒手ストレッチング法における解剖学的平面の動作
上肢ストレッチング
下肢ストレッチング
頸部と体幹
セルフ・ストレッチング法
自主学習課題

第5章 梢関節のモビライゼーション/マニピュレーション
関節モビライゼーション/マニピュレーションの原理
用語の定義
モビライゼーション/マニピュレーション
セルフモビライゼーション(自動モビライゼーション)
運動併用モビライゼーション
生理的運動
副運動
麻酔下のマニピュレーション
筋エネルギー
関節運動の基本概念:関節運動学
関節の形状
運動の種類
他動角度ストレッチングと
関節滑りストレッチング
関節に影響を与える他の副運動
関節運動の効果
関節モビライゼーション/マニピュレーションの適応症と限界
疼痛、防御性筋収縮反応、スパズム
関節可動性の可逆的低下
位置異常/亜脱臼
進行性の運動制限
機能的不動
関節モビライゼーション/マニピュレーションの限界
禁忌と注意事項
過可動性
関節腫脹
炎症
ストレッチングに特別な注意が必要な症状
他動関節モビライゼーションの適用手順
検査と評価
文書化
ノンスラストおよびスラスト手技の運動のグレードまたは量
体位と安定化
治療に用いる力と運動の方向
治療の開始と進行
患者の反応
全体のプログラム
運動併用モビライゼーション:適用の原則
臨床現場におけるMWMの原理と適用
患者の反応と進行
理論的枠組み
末梢関節モビライゼーション法
肩甲帯複合体
肩甲上腕関節
肩鎖関節
胸鎖関節
肩甲胸郭関節へのモビライゼーション
肘と前腕の複合体
腕尺関節
腕橈関節
上橈尺関節
膝蓋大腿関節
手根部複合体
橈骨手根関節
第2指~第5指の手根中手・中手間関節
母指の手根中手関節
手指の中手指節関節および指節間関節
股関節
膝関節の複合体
脛骨大腿関節
膝蓋大腿関節
足と足部の関節
脛腓関節
距腿関節(足関節上部)
距骨下関節(距踵)、後区画
足根間関節および足根中足関節
中足間関節、中足指節関節、指節間関節
自主学習課題

第6章 筋パフォーマンス向上のための抵抗運動
筋パフォーマンスと抵抗運動─
定義と指導の原則
筋力、パワー、持久力
過負荷の原則
SAIDの原則
可逆性の原則
骨格筋の機能と抵抗運動への適応
正常な骨格筋の張力産生に影響を与える因子
抵抗運動への生理学的適応
抵抗運動の決定因子
アラインメントと安定化
強度
運動量
運動の順序
運動の頻度
運動の実施期間
休息時間(回復期間)
運動の方式
運動速度
ピリオダイゼーションとトレーニングの変化
機能の統合
抵抗運動の種類
徒手による抵抗運動と機械による抵抗運動
等尺性運動(静的運動)
動的運動─求心性運動と遠心性運動0
動的運動
一定の抵抗と可変の抵抗
等速性運動
開放性連鎖運動と閉鎖性連鎖運動
抵抗運動トレーニングの一般原則
検査と評価
抵抗運動前の準備事項
抵抗運動の適用
抵抗運動の注意事項
バルサルバ法
代償運動
オーバートレーニングと過負荷
運動による筋痛
病的骨折
抵抗運動の禁忌
疼痛
炎症
重度の心肺疾患
徒手抵抗運動
定義と用法
ガイドラインと特別な留意事項
手技─ 一般的背景
上肢
下肢
固有受容性神経筋促通法(PNF)─原理および手技
対角線的パターン
PNFによる基本的手順
上肢の対角線的パターン
下肢の対角線的パターン
PNFに関する特殊なテクニック
機械を用いる抵抗運動
リハビリテーションプログラムでの適用
コンディショニングプログラムでの適用
小児と高齢者に対する特別な留意事項
抵抗トレーニング法の例
漸増抵抗運動
サーキット・ウェイト・トレーニング
等速性トレーニング
抵抗運動トレーニングのための器具
フリーウェイトおよび単純なウェイト付
プーリー(滑車)システム
可変抵抗機器
弾性抵抗用バンドおよびチューブ
動的安定化トレーニングのための器具
閉鎖性連鎖運動トレーニングのための器具
相反性運動用の機器
等速性運動の検査およびトレーニング用器具
自主学習課題

第7章 有酸素運動の原理
重要用語と概念
身体活動
運動
身体の健康(フィットネス)
最大酸素摂取量
持久力
有酸素運動トレーニング(コンディショニング)
適応
心筋酸素消費量
身体調節機能の変調
エネルギー系、エネルギー消費量および
エネルギー効率
エネルギー系、エネルギー消費量
効率
有酸素運動の生理学的効果
運動に対する心血管系の反応
運動に対する呼吸器系の反応
筋肉への酸素補充効果
運動プログラムの根拠となる検査
健常者を対象とする適性検査
回復期の患者とリスクを有する患者を対象とする負荷
検査
多段階検査
運動プログラムの決定因子
運動の頻度
運動の強度
運動プログラム
ウォームアップ
有酸素運動
クールダウン
適用
トレーニングによって起きる生理学的変化
心血管系の変化
呼吸系の変化
代謝系の変化
その他の系の変化
冠動脈疾患患者向け有酸素コンディショニング
プログラムの原理の適用
入院期(第Ⅰ期)
外来期(第Ⅱ期)
外来プログラム(第Ⅲ期)
特別な留意事項
適応変化
身体調節機能変調の患者と慢性疾患患者向けの
有酸素運動の適用
身体調節機能の変調
身体調節機能変調の軽減
能力障害、機能制限、身体調節機能変調
機能障害、治療目標と治療計画
年齢による差
小児
若年成人
高齢者
自主学習課題

第8章 バランス能力改善のための運動療法
背景および概念
バランス:重要用語と定義
バランス維持制御
感覚系とバランス維持制御
バランス維持制御のための運動調節
様々な条件下のバランス維持制御
バランス能力の低下
感覚入力機能障害
感覚運動統合障害
生体力学的障害と運動出力低下
加齢による機能低下
薬物療法による機能低下
バランス能力低下の管理
バランス能力低下の検査と評価
バランストレーニング
健康状態および環境のリスク要因
高齢者を対象とした、エビデンスに基づくバランス能力改善運動プログラム
特定の筋骨格症状に対するエビデンスに基づくバランス運動プログラム
自主学習課題
 
第9章 水中運動
水中運動の背景と原理
水中運動の定義
水中運動の目標と適応症
水中運動の注意事項と禁忌
注意事項
禁忌
水の特性
水の物理的特性
流体力学的特性
熱力学的特性
水中での身体重心
水温と運動療法
体温調節
可動性と機能調節運動
有酸素コンディショニング
水中運動のプール
従来の治療用プール
個人用プール
水中運動のための特殊な器具
ネックカラー、浮き輪、浮きベルト、
ライフジャケット
浮きダンベル
アクアグローブ、ハンドパドルおよびHydro-tone®
水中用ボール
足ヒレおよびHydro-tone®水中用ブーツ
ビート板
プールの手入れと安全性
水中環境を利用する運動療法
ストレッチング運動
ストレッチング手技
脊椎ストレッチング法
肩関節ストレッチング法
股関節ストレッチング法
膝関節ストレッチング法
水中用器具を用いるセルフストレッチング
筋力強化運動
徒手抵抗運動
上肢徒手抵抗技法
下肢徒手抵抗技法
運動の方向
体幹の動的な安定化
自己筋力強化運動
有酸素コンディショニング
治療的介入
深水でのウォーキング/ランニングの生理学的効果
深水ランニングのための正しいフォーム
運動のモニタリング
器具の選択
自主学習課題

第3部 介入の原理

第10章 軟部組織の損傷・修復・管理
軟部組織の病変
軟部組織の病変例─筋骨格疾患
外傷または病変による臨床症状
組織損傷の重症度
組織のイリタビリティ:炎症期と修復期
急性期の管理
組織反応─炎症
管理ガイドライン─保護段階
亜急性期の管理
組織反応─修復と治癒
管理ガイドライン─運動調節段階
慢性期の管理
組織反応─線維化とリモデリング
管理ガイドライン─機能回復段階
蓄積外傷─慢性再発性疼痛
組織反応─慢性炎症
慢性炎症の病因
関与因子
管理ガイドライン─慢性炎症
自主学習課題

第11章 関節・結合組織・骨の障害と管理
関節炎─関節症
臨床徴候および症状
関節リウマチ
変形性関節症─変性関節疾患
線維筋痛症(FM)および筋筋膜性
疼痛症候群(MPS)
線維筋痛症(FM)
筋筋膜性疼痛症候群(MPS)
骨粗鬆症
リスク要因
骨粗鬆症の予防
運動の推奨
運動の注意事項と禁忌
骨折─外傷後の不動化
リスク要因
骨折に続く骨折治癒機転
管理の原則─不動化の期間
不動化後
自主学習課題

第12章 外科的介入および手術後の管理
外科的介入の適応症
手術前および手術後の管理ガイドライン
術前管理の留意事項
術後管理の留意事項
術後合併症の可能性とリスクの軽減
深部静脈血栓症と肺塞栓症と肺塞栓症:
詳細な説明
一般整形外科手術と術後管理の概観
外科手術の方法─観血的、関節鏡視下、
関節鏡併用による手技
組織片移植の利用
軟部組織の修復・再接合・再建・安定化・移行
軟部組織の解離・延長・減圧
関節に関する手技
関節外の骨に関する手技
自主学習課題

第13章 末梢神経の障害とその管理
末梢神経の構造の概説
神経の構造
神経系の可動性に関する特徴
末梢神経が損傷を受けることの多い部位
神経機能の障害
神経の損傷と回復
神経損傷の機序
神経損傷の分類
神経損傷の回復
管理ガイドライン─神経損傷からの回復
神経性の伸張障害
神経性可動性障害の症状および兆候
症状の原因
管理の原則
神経伸張試験および治療の注意事項と禁忌
上肢の神経の検査とモビライゼーション
下肢の神経の検査とモビライゼーション
神経機能の障害を含む筋骨格系の診断
胸郭出口症候群(TOS)
関連した診断
発症因子と症状
圧迫または絞扼の部位
TOSの一般的な構造的機能障害
一般的な活動の制限と参加の制約(機能の制限/能力障害)
TOSの非観血的治療
手根管症候群(CTS)
発症因子と症状
検査
一般的な構造的機能障害
一般的な活動の制限と参加の制約(機能の制限/能力障害)
CTSの非観血的治療
外科的治療および術後管理
ギヨン管(尺骨管)の尺骨神経圧迫
発症因子と症状
検査
一般的な構造的機能障害
一般的な活動の制限と参加の制約(機能の制限/能力障害)
非観血的治療
外科手術による解離および術後管理
複合的局所疼痛症候群(CRPS):反射性交感神経性
ジストロフィー(RSD)とカウザルギー
関連したおよび症状
発症因子と症状
臨床経過
一般的な構造的機能障害
管理
自主学習課題

著者プロフィール

キャロリン・キスナー  (キャロリン キスナー)  (

キャロリン・キスナーは、オハイオ州立大学(OSU)の教授陣の一員として27年間務め、早期退職後名誉教授の称号を与えられた。また、OSU在職中、医療技術学部から教育指導優秀賞を贈られ、Sphinx and Mortarboard Honor Societiesから、優秀な教育指導者として認められた。彼女は、理学療法科の上級研究プログラムを作成、指導し、大学院プログラムの上級整形外科クラスを指導し、多くの大学院生に助言を与えてきた。その後、オハイオ州シンシナティ市のマウント・セント・ジョゼフ大学で7年間教えた。そこでの在職中、カリキュラム委員会の委員長を務め、理学療法の修士プログラムを調節して改定を行い、入門レベルの博士プログラムを作成した。マウント・セント・ジョゼフ大学では、Sister Adele Clifford Excellence in Teachingを贈られ、2010年春の会議から、Lifetime Achievement in Physical Therapyを贈られた。1985年、リン・コルビー,理学療法士,理学修士と共著で、理学療法大全(F A Davis社)を出版した。両氏は、常に、理学療法の進歩と傾向に触れ、その維持に努め、それを本書の各版に反映してきた。両氏は、また、ポケット版の「Ther Ex Notes Clinical Pocket Guide(F A Davis社)」も出版している。
キャロリン・キスナーが携わってきた主な分野は、運動生理学、整形外科の教育と介入、運動療法、徒手療法である。米国国内、さらに、フィリピン、ブラジル、カナダ、メキシコを何度も訪れ、末梢関節モビライゼーション、脊椎安定化、運動生理学、歩行、機能的運動に関するワークショップも多数行っている。こうしたキャリアを通じて、主に、整形外科の外来患者とその家庭での健康に積極的に関わってきている。こうした彼女の業績が認められ、2012年にキャピタル大学(米国オハイオ州コロンバス市)から,Alumni Achievement Awardが贈られた。

リン・アラン・コルビー  (リン アラン コルビー)  (

リン・コルビーは、オハイオ州立大学(OSU)の名誉准教授である。また、OSU(米国オハイオ州コロンバス市)から、理学療法の理学士と医療技術の修士を受けた。リン・コルビーは本書「運動療法大全:基礎と実践」(現在第6版)と「Ther Ex Notes: Clinical Pocket Guide」の共著者である。最近退職したが、35年間OSUの医療技術専門学科の理学療法プログラム(現在の健康とリハビリテーション科)で教鞭をとっていた。
教授群の一員として、医療技術の上級プログラムに登録した理学療法士にも助言を与えた。理学療法のカリキュラムの中で、主に、骨格筋と神経系の運動療法と小児理学療法を担当していた。整形外科の救急医療、高度な介護施設の長期ケア、様々な小児科の入院患者と外来患者の臨床現場の経験も積んできた。長い理学療法士としての歩みの中で、OSUの医療技術専門学科から、教授優良賞を贈られ、オハイオ理学療法協会によって、2001年の年間優良オハイオ理学療法士に選ばれた。さらに最近、OSU同窓会から、Ralph Davenport Mershon Award for Service and Leadershipが贈られた。

黒澤 和生  (クロサワ カズオ)  (

国立療養所近畿中央病院附属リハビリテ─ション学院 理学療法学科卒業。中央大学法学部法律学科(通信教育課程:法学士)。東京国際大学大学院社会学研究科応用社会学専攻修士課程修了(社会学修士)。杏林大学大学院保健学研究科保健学専攻後期(博士)課程修了(保健学博士)。埼玉医科大学付属病院、埼玉リハビリテ─ション専門学校、埼玉医科大学短期大学、国際医療福祉大学、健康科学大学を経て、平成28年度から国際医療福祉大学小田原保健医療学部学部長・理学療法学科長。

上記内容は本書刊行時のものです。