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五行歌集 ふたりして
発行:市井社
四六判
310ページ
定価
1,300円+税
- 書店発売日
- 2018年4月8日
- 登録日
- 2018年3月12日
- 最終更新日
- 2018年3月12日
紹介
登場人物がよく書けていて、真実そのものといっていいドラマが書けている。彼女は自然体の歌を書きながら、大きな仕事をしていたのだと思う。
歌は短いが、その瞬間の命を表わす、ときに短い歌が長い年月を表わすこともある。
これに対し、歌集は長編小説に当たる、うたびとは自身の気持ちを瞬間瞬間表わしながら、その一生で長い物語を書くのだと、私は言っている。
この歌集は、それを説明するのにぴったりのものとなった。
この物語は、永遠に続く愛の物語であろう
(五行歌の会主宰 草壁焔太跋文より)
この歌集は家族の中で生きた愛の記録だ。
夫の闘病とその命尽きるまでの記憶を綴った章は、涙なくして読めない。
義父母、両親、夫、子、孫と続いていく家族の絆の強さ。
大切な人を亡くす悲しみとその後を支える息子たちとの日々。
感動の一冊!
目次
一の章 三月の雪
二の章 涙の粒
三の章 夫さん
四の章 息子たちのケイタイ
五の章 いいえの~
六の章 あじさいのはなびら
七の章 母子草
八の章 真昼の月
九の章 昭和一桁
十の章 梅鉢の家紋
十一の章 命の半分
十二の章 哀しい自由
十三の章 ドラフト会議
人を安らぎいざなう心 草壁焔太
あとがき
上記内容は本書刊行時のものです。