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オペラの未来

Michel Hampe(著), 井形 ちづる(訳 | 訳)
発行:水曜社

A5変型判   256頁  並製
価格 2,700円+税

ISBN 978-4-88065-414-0   C0073
在庫あり(出版社情報)

奥付の初版発行年月 2017年7月
書店発売日 2017年7月3日
登録日 2017年5月31日

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書評掲載情報

2017-09-09 日本経済新聞  朝刊
2017-07-30 読売新聞  朝刊

紹介

音楽的側面が興味の中心になっていたオペラも現在は視覚的な側面と演出が大きな部分を占め、作品の潜在的な意味を解明・提示し、新しい主観的な連想さえも付加した独自の芸術的表現として理解されることが多くなりました。それに伴い演出はもはや芸術作品の解釈にとどまらず、演出そのものが解釈される必要があります。

解釈は作品に奉仕するもの、作品を多層的かつ統合された意味連関として舞台で分かりやすく具体的に説明すること。
あらすじを舞台で提示するだけでなく、音楽、台本、場面を複合体として光を当て、作品の根底にある意味を明らかにするロングセラー『オペラの学校』に続く巨匠ミヒャエル・ハンペのオペラ演出論。

目次

はじめに
I.オペラに未来はあるか?

II.作品の解釈
1 モンテヴェルディの《ウリッセの帰還》 ヘンツェ版についての所見
2 モーツァルトの《後宮からの誘拐》 苦しい成熟のプロセス
3 《フィガロの結婚》に対する10 のテーゼ.
4 モーツァルトの《ドン・ジョヴァンニ》 幻影と現実
5 《コジ・ファン・トゥッテ》 弁証法的演劇
6 指揮者リッカルド・ムーティへの手紙 モーツァルトが削除した《コジ・ファン・トゥッテ》のアリア
7 《魔笛》についての覚え書
8 チマローザの《秘密の結婚》 ヨーロッパの啓蒙主義の作品
9 《セビリャの理髪師》に対する所見
10 《ラ・チェネレントラ》風刺のきいた夢物語
11 ロッシーニについての対談
12 《イル・トロヴァトーレ》と「現代の吟遊詩人」
13 ヴェルディの《仮面舞踏会》 歴史駅真実と演劇的真実
14 ヴェルディの《アイーダ》
15 舞台装置家ジョン・ガンターへの手紙 ヴェルディの《ファルスタッフ》
16 《ニュルンベルクのマイスタージンガー》についての対談
17 オッフェンバックの《ホフマン物語》 ケルン版への道のり
18 ブリトゥンの《ねじの回転》 アンビバレンス
III.舞台上演のための必要前提条件
1 舞台を作るのは誰か? それはどのように学ぶのか
2 舞台機構
3 オペラの字幕
4 阻害された関係
5 文化マネージメント そのチャンスとリスク

IV.劇場の歴史
1 芸術と利潤のはざまで オペラの資金調達の歴史
2 舞台美術の様式と錯覚 バロックから自然主義へ
3 ヨハン・アダム・ブライジヒ 書き割り画家・パノラマ考案者
4 移り変わる背景画
5 ドロットニングホルム劇場

V.オペラ演出家 ミヒャエル・ハンペ
1 作品と解釈の一致(文:アンゲルス・ザイプト)
2 総監督の責任

索引

著者プロフィール

Michel Hampe(ミヒャエル ハンペ)

オペラ演出家・舞台美術家、ケルン音楽大学教授。1935 年ハイデ ルベルクに生まれる。シラキュース大学でチェロを、オットー・ファ ルケンベルク演劇学校で演技を学び、ウィーン大学で博士号(舞台 技術論)を取得。1984~90 年ザルツブルク音楽祭の舞台を仕切り、 1987 年同音楽祭でカラヤン指揮「ドン・ジョヴァンニ」を演出。 マンハイム国立劇場総監督、ケルン市立歌劇場総裁、ドレスデン音 楽祭総監督などを歴任。日本では1998年東京の新国立劇場で「魔笛」 を、2007 年横浜みなとみらいホールで「セヴィリアの理髪師」を演出。

井形 ちづる(イガタ チヅル)

東京藝術大学大学院音楽学専攻修了。 ミュンヘン国立総合大学第2哲学科にて研鑽を積む。著書に『シューベルトのオペラ』(水曜社)、訳書に『宗教音楽対訳集成』(共訳、国書刊行会)、ヴェルナーの悲劇『アッティタ、フン族の王』(サウンド・バンク)他、オペラの字幕、ドイツ・リートの字幕および対訳も多い。また東京藝術大学オペラ定期公演プログラム、海外歌劇場来日公演プログラムの原稿を数多く手掛けている。現在、東京藝術大学音楽学部オペラ科講師、明治大学文学部非常勤講師。

上記内容は本書刊行時のものです。