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リアリズム演技
想像の設定の中で真実に生きるためにニューヨークで学んだこと
- 書店発売日
- 2018年5月20日
- 登録日
- 2018年4月13日
- 最終更新日
- 2018年4月21日
紹介
コント赤信号に弟子入り後、1990年単身渡米。数多のハリウッド俳優を輩出するネイバーフッド・プレイハウスに学び、米国のTV、映画に出演。全身全霊で役作り、芝居作りに取り組んできた著者が、本場仕込みの演技術を惜しみなく開陳する演技の教科書。
「演技とはなにか」に始まり、トラスト練習、シアターゲーム、センソリーワーク、レペテション、オーディションの現場など、理論から実践まで、初心者にもわかりやすく伝授する。
日本では精神論や根性論が横行しがち、でもシステム化された指導法は実は誰にもわかりやすく響く。彼のアメリカでの努力は本物。中西が弟子であることは我々の誇りだ。───ラサール石井(タレント・演出家)
俳優教育術は脳科学の解明に従い進化してきた。現代「感情の記憶」に頼る俳優教育者は偽物です。が、ボビー中西は本物です。記憶に頼るのではなく、リアルな感情を生み出す術を教えてくれるのだから。───水田伸生(日本テレビ執行役員、演出家)
これはコミュニケーションの基本だと思いました。建前とか体裁とか虚栄心とか身につく前の、根本的な。むしろそれこそが〝演技〟なんだとあらためて教えてくれます。だからこそ演じる人、コミュニケーションが必要な人に、読んでもらいたい。わたしも、何度も読む。───三島有紀子(映画監督)
先人たちが経験から生み出し、積み重ねの中で育ててきた理論を、ボビーさんがとても丁寧にまとめてくれました。NY時代からお世話になっているボビーさんに心から敬意を払います。───小川絵梨子(演出家)
目次
Ⅰ 演技術編
俳優Ⅰ/演技の基本/あがり・リラクゼーション/緊張/クラス/トラスト練習/解放/シアターゲーム/マイズナーテクニック・レペテション/インディペンデント・アクティビティ/センソリーワークⅠ/感情準備/as if(まるで何々のよう)・置き換え/POV練習/シーンⅠ/シーンⅡ/シーンⅢ/前状況/即興/センソリーワークⅡ/モノローグ/キャラクターワーク/衣装・小道具・化粧/オープンダイアローグ/Well I'm here練習/Nail down・釘打ち作業/Choice・選択/『ハムレット』シーン練習方法/オーディション/脚本分析/本読み
Ⅱ 経験編
アメリカ/コメディ/テクニック/アクターズ・スタジオ/尊敬する俳優アル・パチーノ/俳優Ⅱ/自信/演出/おすすめ/アドバイス/こんなときの対処法/経験・教訓/仲間・恩師/その他
付録
参考図書・推薦図書
謝辞
あとがき
上記内容は本書刊行時のものです。