版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊
対談 加藤 典洋(著/文) - 而立書房
..
【利用不可】

書店員向け情報 HELP

対談 (タイダン) 戦後・文学・現在 (センゴ ブンガク ゲンザイ)

社会一般
このエントリーをはてなブックマークに追加
発行:而立書房
四六判
384ページ
定価 2,300円+税
ISBN
978-4-88059-402-6   COPY
ISBN 13
9784880594026   COPY
ISBN 10h
4-88059-402-4   COPY
ISBN 10
4880594024   COPY
出版者記号
88059   COPY
Cコード
C0095  
0:一般 0:単行本 95:日本文学、評論、随筆、その他
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2017年10月19日
最終更新日
2017年11月3日
このエントリーをはてなブックマークに追加

書評掲載情報

2018-02-18 毎日新聞  朝刊
MORE
LESS

紹介

文芸評論家・加藤典洋はときに著者よりも深く、鮮やかに文学作品を読み解く。その一方、デビュー作『アメリカの影』、代表作の一つ『敗戦後論』に見られるごとく、戦後日本の追究を自身の思想の足場として保持してもいる。この二つを両輪に、長年、徒手空拳のまま「現在」と向きあい、数々の魅力的な論考を発表してきた。
本書では、この非凡な批評家の1999年以降、現在までの対談を精選。現代社会の見取り図を大胆に提示する見田宗介、また今は亡き吉本隆明との伯仲する対談など、時代に流されない、忖度なき思想家、同時代人との「生きた思考」のやりとりを収録した。

目次

【目次】
1 人びとと生きる社会で
時代みつめて 今、求められているものは(田中優子)
苦しみも花のように静かだ(石内都)
こんな時代、文学にできることって、なんだろう?(中原昌也)
〝終わらない戦後〟とどう向き合うのか(古市憲寿) 
沈みかかった船の中で生き抜く方法(高橋源一郎)
「ゴジラ」と「敗者の伝統」(佐野史郎)
ゴジラと基地の戦後(吉見俊哉)
2 人びとの生きる世界で
3・11以後をめぐって(池田清彦)
『身体の文学史』をめぐって(養老孟司)
現代社会論/比較社会学を再照射する(見田宗介)
吉本隆明を未来へつなぐ(見田宗介)
世紀の終わりに(吉本隆明)
存在倫理について(吉本隆明)
半世紀後の憲法(吉本隆明、竹田青嗣、橋爪大三郎)
あとがき
 ※( )内は対談者

著者プロフィール

加藤 典洋  (カトウ ノリヒロ)  (著/文

1948年山形県生まれ。文芸評論家。早稲田大学名誉教授。『敗戦後論』で第9回伊藤整文学賞受賞、『言語表現法講義』で第10回新潮学芸賞受賞、『小説の未来』と『テクストから遠く離れて』で第7回桑原武夫学芸賞を受賞。
著書に『もうすぐやってくる尊皇攘夷思想のために』『敗者の想像力』『戦後入門』『言葉の降る日』ほか多数。

上記内容は本書刊行時のものです。