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おそい・はやい・ひくい・たかい48号 岡崎勝(編) - ジャパンマシニスト社
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おそい・はやい・ひくい・たかい48号 (オソイハヤイヒクイタカイヨンジュウハチ) 特集1、親子でだんだん上手くなる 学用品・机の整理術/特集2、勉強?友だちづきあい?社会のルール?学校って、なにするところ? (トクシュウ1オヤコデダンダンウマクナルガクヨウヒンツクエノセイリジュツ/トクシュウ2ベンキョウトモダチヅキアイシャカイノルールガッコウッテナニスルトコロ)

教育
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A5判
144ページ
並製
定価 1,200円+税
ISBN
978-4-88049-548-4   COPY
ISBN 13
9784880495484   COPY
ISBN 10h
4-88049-548-4   COPY
ISBN 10
4880495484   COPY
出版者記号
88049   COPY
Cコード
C0077  
0:一般 0:単行本 77:家事
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2009年3月
書店発売日
登録日
2012年3月7日
最終更新日
2012年3月9日
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紹介

特集1
「きちんとかたづけなさい!」の「きちんと」が伝わらない(笑)。私もぜんぜんかたづけられない子どもだった(爆)。だいたい、学校の道具や荷物が多すぎる(怒)。プリントばっかりの学習ありすぎ(汗)。「教科書も捨てないで」ってセンセイはいう(嘆)。机の上はおもちゃに占領されつつあるし(悲)。世の中、モノが多すぎる、うちもモノが多すぎて狭い(訴)。
『お・は』がおくる、かたづけなんかとかしよう! 特集。かの漱石も「世の中に片付くなんてものは殆んどありやしない」と書いていた。かたづかない子どもと自分に居直るか、それとも「チェーンジ」するか、さあ、どっちだ。

特集2
一八六九年。アイスクリーム屋と小学校ができた。だけど、どちらも人気はいまひとつ。学校は焼き払われたりした。入学したものの、寺子屋に戻る子どもも大勢いた。学校の人気が出たのは、昭和に入ってから。兵役を逃れるためもあってか、塾も補習も登場。しかし、戦争は、勉強も受験もふきとばし、子どもらは兵士や勤労隊となり、センセイは訓導となる。やがて、敗戦。所得がどんどん上がり、お父さんは企業戦士と呼ばれ、子どもは学校に行くもの、になった。
禁止されていた受験勉強も復活し、戦争、地獄というコトバがついた。死があり、不登校があり、いじめがあり、それがあたりまえの風景となった。
二〇〇九年。『お・は』というしがない教育ブックがちいさな声でつぶやいた。大人の都合で変わってきた学校。これから、どうなるの? 子どもたちの学校に、なれるかな?

目次

CONTENTS
No.48(2009年3月)

特集1
親子でだんだん上手くなる
学用品・机の整理術

8 4児の母、嘆く!
だから、いつも、かたづかな~い!!
イラストレーター・日高眞澄

10 だって、机は狭いし、文具は多いし、子どもは手ごわいし。
まずは、冷静に現状分析
小学校教員・岡崎 勝

17 読者に聞く1
エンピツ、消しゴム、どうしてる?

20 先生に聞く1
筆記用具の選び方・かたづけ方
小学校教員・石川芳恵

24 読者に聞く2
教科書・ノート・プリントが、バラバラ!!

27 先生に聞く2
教科書・ノート類のとっておき方・処分の仕方
小学校教員・虎谷美智代

32 読者に聞く3
三角定規、リコーダー、絵の具セットetc.があふれてる

35 先生に聞く3
なにを・いつ使う?
「教材整理表」のすすめ
小学校教員・郡司修一

38 匿名インタビュー
センセイ、どうやって教材や業者を選んでいるの?
小学校教員・Nさんに聞く

41 学用品って、昔からこんなにたくさん?
教育が変わればモノが変わって子ども変わらず
岡崎 勝+編集部

44 かたづけない子どもの気持ち
心理カウンセラー・内田良子

48 特集1のまとめ
判断力と決断力を磨きたい
日本消費者連連盟代表運営委員・富山洋子

特集2
勉強? 友だちづきあい? 社会のルール?
学校って、なにするところ?

54 『お・は』読者に聞きました!
学力・感性・技術……
それって、学校?塾? 習いごと?

59 夜間中学の卒業式で泣いた私
みんなスタートラインがちがうから
作家・安住磨奈

63 ぼくの夢物語
「暮らし」と「遊び」をとりもどそう
フリースペースたまりば理事長・西野博之

67 子どもの声
学校をめぐって、子どもたちが考えたこと

69 特集2のまとめ
あるべき「学校」なんてない!
子どもが集まったら
それが学校……くらいで(笑)
岡崎  勝(小学校教員)×桜井智恵子(大学教員)×川崎恵子(読者)

連載

78 サゲママ・磨奈の中学のアナ!
二次性徴のリンをおろおろ愛してる!
安住磨奈

84 慢性の病気をもつ子と学校
てんかん発作の座薬を入れること
山田 真

90 奥地圭子の教育・学校・不登校
子どもの「育ち」を見守るということ
「東京シューレ」の入会は子どもが自分で決める
奥地圭子

95 東京シューレ日誌

96 15歳からのよりそい方・Vol.2
学校外の居場所編
地域に子どもたちの「セカンドハウス」を
秋山正人
取材/川口和正

100 気がつけば大学保護者会
反省猿とできすぎ母の不安
森野くま

103 フォトコラム 18歳の暮らしぶり
中島みゆきでファイト!

104 専門学校生のつぶやき

106 こんなときどうするQ&A
Q 新学年、クラス替えってどうなっているの?
A 岡崎 勝

111 『お・は』&『ち・お』を読む会

114 子どもが「巣立つ」ということ
とんでもない事件の背後で
浜田寿美男

120 ひとをはぐくむ教師だから
「障害」をもつ子を担任するとき
あえて、専門家にならずに
岡崎 勝

126 み・ん・な・の手紙

132 oha編集部から

135 chio倶楽部 モニター募集のお知らせ

144 編集後記 岡崎 勝

著者プロフィール

岡崎勝  (オカザキマサル)  (

1952年愛知県名古屋市生まれ。小学校教員歴30年。著書に「ガラスの玉ねぎ こどもの姿を写し出す1年白組教室通信」(小社刊)、「みんなでトロプス!」(風媒社)、「学校再発見!」(岩波書店)、共・編著に「100万人教員のためのやさしい悩みごと相談」(日本評論社)、「がっこう百科」(小社刊)など多数。学校バトルを楽しみながら、遊び心を失わないで、したたかに生きたい。

上記内容は本書刊行時のものです。