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出版者情報
孫をめぐるおとなの作法
育て方ちがってよい。
- 初版年月日
- 2008年10月
- 書店発売日
- 2008年10月25日
- 登録日
- 2011年11月29日
- 最終更新日
- 2012年3月16日
紹介
ちょっぴり恥ずかしい気がしています。
書名からして、「作法」などと、古風で偉そう。はじめは「心得」なんて書名も考えたのだけれど、あまりに説教じみているので、実際上のワザという意味を込めて、「作法」にしたのでしたが。
内容も、いかにも訳知りみたい。とりわけ「相談編」では、高みに立った回答をしてしまったようで、厚かましいとは思いますが。
(中略)
ただ、孫をめぐる人間の関係は複雑。ぼくの体験だけでは手が届きそうにありません。そこで、ジャパンマシニスト社に頼んで、さまざまなケースを集めてもらいました。その苦労とアンケートに答えてくださった方々に感謝しています。
また、ぼくの考えを補うために、対談の場を設けさせてもらいました。それに快く応じてくださった岡崎勝さん、須田靖子さん、湯浅欽史さんにも感謝しなければなりません。
なお、二章の「うまくやる知恵とわざ」は、朝日新聞全国版に、二〇〇七年の七月一日から九月九日まで連載したものです。
目次
はじめに
1章 うちあけ話―毛利さんちの場合
長女は「超遠距離型」
次女は「通い型」
2章 うまくやる知恵とわざ
1 変わる親子の関係
2 年寄りの良さ
3 体験と知恵を大切に
4 育てかたちがってよい
5 ルールを決めておく
6 責任にとらわれない
7 人生をバトンタッチ
3章 実際問題―こんなとき、どうしたら?
●母親から
Q1 じいじが「教育熱心、学力第一」
Q2 孫誕生にお祝いなしのばあば!?
Q3 とにかく孫に甘すぎ、です
Q4 叱るな、というばあば
Q5 産後、神経質になっていた私への攻撃
Q6 義母の・大きな貼り紙・と親類の嫌味
Q7 母と夫の間に入って気をつかいます
Q8 下の子をネコかわいがり
Q9 里帰り出産で互いに負担
Q10 孫の面倒をぜんぜんみない夫の両親
Q11 義父母に失礼にならない伝え方は?
Q12 義父母の関係が悪く悩んでいます
●父親から
Q13 妻と自分の親との仲が悪い
Q14 父はせっかち、妻はのんびり……
Q15 世代間のギャップ、どう埋める?
Q16 子が成長し、祖父母と話さない
●祖父母から
Q17 娘の子育てのしかたが気になる
Q18 息子夫婦に信念をもってほしい
Q19 孫にきちんと挨拶をさせたい
Q20 孫の世話、負担が大きい
4章 辛口ばあば・じいじ語り合う
●孫・夫婦・祖父母は三角関係で 岡崎勝
-娘を泣かせて、反省
-「外孫」「内孫」って?
-子どもは生活のリズムを作ってくれる
最後は夫婦で、が基本
●自信のないばあば、ちゃっかりママ 須田靖子
-孫のお迎え片道一時間
-保健師という立場から反省したこと
-「四分の一」の孫
●三世代が家族を見直す時間 湯浅鉄史
-ランドセル……ぼくは代金を払うだけ
-材料費にはビール付き
-”楽々子育て”で失うものは?
あとがき
上記内容は本書刊行時のものです。