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「子どもの貧困」解決への道 浅井春夫著(著/文) - 自治体研究社
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「子どもの貧困」解決への道 (カギカッココドモノヒンコンカギカッコトジカイケツヘノミチ) 実践と政策からのアプローチ (ジッセントセイサクカラノアプローチ)

社会一般
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A5判
232ページ
定価 2,300円+税
ISBN
978-4-88037-659-2   COPY
ISBN 13
9784880376592   COPY
ISBN 10h
4-88037-659-0   COPY
ISBN 10
4880376590   COPY
出版者記号
88037   COPY
Cコード
C0036  
0:一般 0:単行本 36:社会
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2017年2月8日
最終更新日
2017年2月8日
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目次

6人に1人の子どもが貧困。こども食堂、学習支援等の実践活動の課題を捉え、国の対策法に対案を示し、自治体の条例案を提出
Ⅰ 子どもの貧困の現状と打開策
1章 子どもたちを見捨てない社会を求めて
1 「子どもの貧困」問題への社会的注目と第二次ブーム
2 貧困ライン低下のなかの「子どもの貧困」の広がり
3 子どもの貧困を生み出す社会構造
4 子どもの貧困対策を考える視点
5 積極的財政投入こそ課題
6 子どもの貧困対策の課題
7 子どもの貧困解決への政策の検討
2章 問われるべき乳幼児の貧困
1 子どもの貧困対策は人生の出発点から
2 乳幼児期の貧困問題
3 乳幼児における子どもの貧困対策の意義
4 「乳幼児の貧困」問題に気づくために
5 乳幼児の貧困対策のプラットフォームとしての保育所
6 子どもの貧困問題の解決のために
7 人生はじめの貧困問題への政策提案
3章 労働問題の視点から子どもの貧困を捉える
1 人間らしく働くことと非人間的労働の分岐点
2 子どもの貧困とは何か
3 子どもの貧困の構造と再生産
4 現代の労働問題の解決抜きに子どもの貧困の改善はありえない
5 子どもの貧困の解決のために
4章 「子どもの貧困対策法」批判、「子どもの貧困対策条例」の提案
1 貧困バッシングが意味するもの
2 子どもの貧困対策法の成立と問題点
3 子どもの貧困対策法の逐条検討
4 子どもの貧困対策の課題
5 子どもの貧困対策大綱の基本的欠陥
6 子どもの貧困対策条例の骨格の提案
Ⅱ 状況を変えるための実践と課題
1章 食生活の貧困とこども食堂
1 食べられない子どもの存在
2 子どもの貧困と食生活の権利
3 学校給食の実施状況
4 全国に広がるこども食堂・フードバンク
5 地域の子どもの貧困対策としてのこども食堂の意義
2章 学習支援塾(無料学習塾)と学びの権利保障
1 学習権の保障なくして、人間的発達なし
2 学習支援塾の広がりの背景としての「子どもの貧困」
3 国・文部科学省の子どもの貧困対策
4 貧困な教育政策の改善を
5 学習支援塾の現状と課題
6 学習支援塾の質量ともに推進するための課題
3章 児童養護施設の子どもの大学進学
1 大学進学の状況
2 児童養護施設から見える日本の家族の現状
3 児童養護施設児童の高校等進学率の推移
4 児童養護施設児童の大学等進学率の推移
5 大学進学の意味と社会的養護の課題
4章 子どもの貧困と性教育の可能性
1 本気度が問われている
2 子どもの貧困の定義
3 子どもの貧困と人格形成
4 子どもの貧困に抗う性教育の可能性
5 国際セクシュアリティ教育ガイダンスを活かして
6 研究を社会運動につなげて
5章 沖縄のいまと子どもの貧困へのとりくみ
1 翁長県知事の「子どもの貧困」への想い  
2 沖縄の子どもの貧困の現状――「沖縄子ども調査」を通して  
3 沖縄における(子どもの)貧困の歴史性  
4 「沖縄県子どもの貧困対策計画」から学ぶべきこと  
5 オール沖縄のふくし運動のテコに

著者プロフィール

浅井春夫著  (アサイハルオ)  (著/文

1951 年京都府生まれ。日本福祉大学大学院(社会福祉学専攻)修了。東京の児童養護施設で児童指導員として勤務。白梅学園短期大学を経て、現在、立教大学コミュニティ福祉学部教授(2017年3月定年退職)、“人間と性”教育研究協議会代表幹事、全国保育団体連絡会副会長。

上記内容は本書刊行時のものです。