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母と娘の物語 國重 裕(著) - 松籟社
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母と娘の物語 (ハハトムスメノモノガタリ) 戦後オーストリア女性文学の《探求》 (センゴオーストリアジョセイブンガクノタンキュウ)

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発行:松籟社
四六判
192ページ
上製
定価 2,400円+税
ISBN
978-4-87984-421-7   COPY
ISBN 13
9784879844217   COPY
ISBN 10h
4-87984-421-7   COPY
ISBN 10
4879844217   COPY
出版者記号
87984   COPY
Cコード
C0098  
0:一般 0:単行本 98:外国文学、その他
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2022年2月28日
書店発売日
登録日
2022年3月2日
最終更新日
2022年4月6日
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紹介

家父長制やカトリックの遺風が温存された第二次大戦後のオーストリア。保守的な価値観に支配された「言葉の壁」にぶつかりながら、女性作家たちはどのような言葉を紡ぎ出し、そして何をめざしたのか。彼女たちの文学における《探究》に迫る。

目次

第一章 家父長制社会の共犯者としての主婦─マルレーン・ハウスホーファー「ステラを殺したのはわたしたち」、『屋根裏部屋』
第二章 娘時代の教育の代償─マルレーネ・シュトレールヴィッツ『誘惑。』、ブリギッテ・シュヴァイガー『海の水はなぜからい』、ヴァルトラウト・アンナ・ミットグチュ『体罰』
第三章 女性の言葉(声)の獲得をめざして─インゲボルク・バッハマン『マーリナ』、「ウンディーネ去る」
第四章 家父長制度に抗って書く─エルフリーデ・イェリネク『ピアニスト』、『欲望/快楽』
第五章 母を問いつめる娘─エリーザベト・ライヒャルト『二月の影』、『悪夢』
余録 現代オーストリア文学小史

著者プロフィール

國重 裕  (クニシゲ ユタカ)  (

龍谷大学准教授(教養教育科目ドイツ語)。
一九六八年京都生まれ。京都大学文学部ドイツ文学科卒業。二〇〇三年「表象のユーゴスラヴィア─ユーゴスラヴィア内戦と西欧知識人」で博士号取得。専門は、現代オーストリア・東欧文学、比較文化論。
詩集に『静物/連禱』(七月堂)、『彼方への閃光』(書肆山田)ほか。著書に『ことばの水底へ─「わたし」をめぐるオスティナート』、『《壁》が崩れた後─文学で読む統一後の東ドイツ社会』(郁文堂)がある。共著に『中欧─その変奏』(鳥影社)、『ドイツ文化史への招待』(大阪大学出版局)、『ドイツ文化を知る55のキーワード』(ミネルヴァ書房)、『ドイツ保守革命』『東欧の想像力』(以上、松籟社)など。

上記内容は本書刊行時のものです。