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路地と世界 今井 亮一(著) - 松籟社
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路地と世界 (ロジトセカイ) 世界文学論から読む中上健次

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発行:松籟社
四六判
464ページ
上製
価格 3,600円+税
ISBN
978-4-87984-402-6   COPY
ISBN 13
9784879844026   COPY
ISBN 10h
4-87984-402-0   COPY
ISBN 10
4879844020   COPY
出版者記号
87984   COPY
Cコード
C0095  
0:一般 0:単行本 95:日本文学、評論、随筆、その他
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2021年3月31日
書店発売日
登録日
2021年3月30日
最終更新日
2021年4月7日
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紹介

今世紀に入ってから、欧米を中心に盛んになっている世界文学論。そこでの重要な論点は、不思議にも、1992年に物故した作家・中上健次の問題意識と共鳴する。
近年の世界文学論の知見を援用しながら、中上作品読解に新たな地平をひらく意欲的論考。

目次

序章 中上健次と「世界文学」
第一章 「岬」ならびに『枯木灘』再訪―私的空間としての路地
第二章 中期作品群の深まり―路地と脱国民国家
第三章 『地の果て 至上の時』の「再」出発―路地と資本主義
第四章 『日輪の翼』と『讃歌』の展開―路地と「世界-文学」
終章 『異族』の限界と可能性―路地から世界へ

著者プロフィール

今井 亮一  (イマイ リョウイチ)  (

 東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。
 サントリー文化財団鳥井フェローなどを経て、現在、東京大学大学院人文社会系研究科助教。専攻は戦後日本文学、比較文学、翻訳研究など。
 翻訳に、スーザン・J・ネイピア「大江健三郎と二十世紀末における崇高の探求」(『大江健三郎全小説12』講談社、2019年)、マッツ・カールソン「欧米における中上健次批評概観」(『中上健次集月報Ⅳ』インスクリプト、2014年)など。共訳書に、エミリー・アプター『翻訳地帯─新しい人文学の批評パラダイムにむけて』(慶應義塾大学出版会、2018年)、レアード・ハント『英文創作教室Writing Your Own Stories』(研究社、2017年)、フランコ・モレッティ『遠読─〈世界文学システム〉への挑戦』(みすず書房、2016年)などがある。

上記内容は本書刊行時のものです。