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路地と世界
世界文学論から読む中上健次
発行:松籟社
四六判
464ページ
上製
価格
3,600円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2021年3月31日
- 書店発売日
- 2021年4月15日
- 登録日
- 2021年3月30日
- 最終更新日
- 2021年4月7日
紹介
今世紀に入ってから、欧米を中心に盛んになっている世界文学論。そこでの重要な論点は、不思議にも、1992年に物故した作家・中上健次の問題意識と共鳴する。
近年の世界文学論の知見を援用しながら、中上作品読解に新たな地平をひらく意欲的論考。
目次
序章 中上健次と「世界文学」
第一章 「岬」ならびに『枯木灘』再訪―私的空間としての路地
第二章 中期作品群の深まり―路地と脱国民国家
第三章 『地の果て 至上の時』の「再」出発―路地と資本主義
第四章 『日輪の翼』と『讃歌』の展開―路地と「世界-文学」
終章 『異族』の限界と可能性―路地から世界へ
上記内容は本書刊行時のものです。