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ト・日 書店
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テクストと戯れる
アメリカ文学をどう読むか
発行:松籟社
四六判
344ページ
上製
定価
2,500円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2021年2月25日
- 書店発売日
- 2021年3月26日
- 登録日
- 2021年2月26日
- 最終更新日
- 2021年3月24日
紹介
様々な時代の、様々な作家によるアメリカ文学作品を対象として、各筆者がそれぞれの方法でテクストに対峙する。
テクストの内外を往還しながらなされる、多彩なテクストとの絡み合い・戯れ合いのなかから、浮かび上がってくるものとは。
目次
第1部 テクストの中へ
ホーソーンの「幽霊」目撃体験と創作──「ハリス博士の幽霊」 (中西佳世子)
告白の食卓──ジェームズ・ボールドウィンの『ウェルカム・テーブル』について (柳楽有里)
第2部 テクストの中で
死者と横たわること──ポーの「大鴉」をめぐって (森本光)
名探偵の卵──トマス・ピンチョン『LAヴァイス』について (玉井潤野)
野球ゲームに詩はあるか?──ロバート・クーヴァー『ユニヴァーサル野球協会』の統計と詩学 (吉田恭子)
第3部 テクストの外へ
ヘンリー・ジェイムズの「ビロードの手袋」と孤独な共存 (竹井智子)
多様な人々、一様なふるまい──『野性の棕櫚』におけるジム・クロウの影響 (島貫香代子)
ジェシー・レドモン・フォーセットの『プラム・バン』──人種なりすましとモダニズム (杉森雅美)
第4部 テクストの外で
「山」はいずこに──イーディス・ウォートンの『夏』再読 (水野尚之)
不眠症と神への祈り──ヘミングウェイの戦争後遺症再考 (高野泰志)
第5部 テクストの間で
語り得ぬ亡霊──『こころ』と「ねじのひねり」 (四方朱子)
『フィラデルフィア・ファイア』における米国黒人男性版『あらし』と父子の沈黙 (山内玲)
上記内容は本書刊行時のものです。