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ト・日 書店
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文学と政治
発行:松籟社
四六判
縦194mm
横133mm
厚さ24mm
重さ 450g
344ページ
上製
価格
3,400円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2017年3月
- 書店発売日
- 2017年3月31日
- 登録日
- 2017年2月23日
- 最終更新日
- 2017年3月22日
紹介
バロックの近世から、フランス革命の衝撃を経て国民意識の覚醒する近代、国家の統合と分裂の20世紀にわたるドイツの近現代を、文学とのかかわりから読み解く評論集。
目次
序
Ⅰ 近世から近代への想像力
第1章 近世ドイツにおける文学と政治――グリンメルスハウゼンの場合 吉田孝夫
第2章 テロルとユートピア――ゲーテとフランス革命 松村朋彦
Ⅱ 国民意識覚醒の時代
第3章 ジャーナリズムと民衆――ゲレスの政治新聞における文芸共和国の理念 須藤秀平
第4章 祖国再生とメランコリー――グラッベのバルバロッサ作品 児玉麻美
第5章 女性解放をめざす男性作家たち――「若きドイツ」と1835年の二つの小説 西尾宇広
第6章 「三月後期」の政治的リアリズムと詩的想像力――ヘッベルのドイツ統一思想 磯崎康太郎
第7章 「革命なんかに入らなければよかった!」――ヨハンナ・シュピーリ後期作品に見る労働運動のモチーフ 川島隆
Ⅲ 統合と分裂の世紀
第8章 激動の時代に、何のために絵を描くか――ジョージ・グロスとオットー・ディックスの絵画と政治 勝山紘子
第9章 1816年のロッテ――トーマス・マンの小説『ヴァイマルのロッテ』をめぐって 友田和秀
第10章 東ドイツ、父なる国家――ザラ・キルシュ『山のように高い海の波』 永畑紗織
第11章 東ドイツの西ドイツ学生への浸潤――雑誌『コンクレート』の成立とウルリーケ・マインホフの彷徨 青地伯水
あとがき
版元から一言
バロックの近世からフランス革命の衝撃をへて国民意識が目覚め、国家の統合と分裂の20世紀へと展開したドイツの近現代を、文学とのかかわりから読み解きます。
上記内容は本書刊行時のものです。