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犯罪社会学研究42号
- 書店発売日
- 2017年11月7日
- 登録日
- 2017年10月31日
- 最終更新日
- 2017年10月31日
紹介
《課題研究:「脳科学と少年司法」》
「はしがき」山口直也
「脳科学・神経科学と少年非行」友田明美
「脳科学化する社会と少年観」赤羽由起夫
「脳科学・神経科学と少年の刑事責任」本庄武
「脳科学・神経科学と適正手続保障――米国連邦最高裁 J.D.B. v. North Carolina 判決の検討を中心に」山口直也
「脳科学・神経科学の進歩と少年司法」上野正雄
《自由論文》
「非行からの立ち直り(デシスタンス)に関する要因の考察――少年院出院者に対する質問紙調査に基づいて」只野智弘+岡邊 健+竹下賀子+猪爪祐介
「死刑制度合憲判決の「時代と環境」――1948年の「残虐」観」櫻井悟史
「日本における若年女性のストーキング被害――被害者・加害者の関係と親密な関係者間暴力に注目して」島田貴仁
「「事件」の構成過程における警察のワーク――ある痴漢被疑者への事情聴取場面の分析」今井聖
《研究ノート》
「物質使用障害に対する条件反射制御法の効果に関する統計的検証」生駒貴弘+岡田和也+長谷川直実+佐々木渉+平井愼二
「更生保護施設におけるスティグマと「立ち直り」――ある非行経験者のスティグマ対処行動に関する語りに着目して」都島梨紗
《研究動向》
1.「電子監視――「今まで」と「これから」」甘利航司
2.「女性に対する暴力被害の調査――主に『女性の日常生活の安全に関する調査』の実施を通じて」.津島昌寛+浜井浩一+我藤 諭
ほか
目次
《Ⅰ課題研究》
1.山口直也「はしがき」
2.友田明美(福井大学)「脳科学・神経科学と少年非行」
3.赤羽由起夫(和光大学)「脳科学化する社会と少年観」
4.本庄武(一橋大学)「脳科学・神経科学と少年の刑事責任」
5.山口直也(立命館大学)「脳科学・神経科学と適正手続保障――米国連邦最高裁 J.D.B. v. North Carolina 判決の検討を中心に」
6.上野正雄(明治大学)「脳科学・神経科学の進歩と少年司法」
《Ⅱ自由論文》
1.只野智弘(仙台少年鑑別所/前法務総合研究所)+岡邊 健(京都大学)+竹下賀子(法務総合研究所)+猪爪祐介(法務総合研究所)「非行からの立ち直り(デシスタンス)に関する要因の考察――少年院出院者に対する質問紙調査に基づいて」
2.櫻井悟史(立命館大学)「死刑制度合憲判決の「時代と環境」――1948年の「残虐」観」
3.島田貴仁(科学警察研究所)「日本における若年女性のストーキング被害――被害者・加害者の関係と親密な関係者間暴力に注目して」
4.今井聖(立教大学)「「事件」の構成過程における警察のワーク――ある痴漢被疑者への事情聴取場面の分析」
《Ⅲ研究ノート》
1.生駒貴弘(宇都宮保護観察所)+岡田和也(北海道地方更生保護委員会)+長谷川直実(医療法人社団ほっとステーション)+佐々木渉(医療法人社団ほっとステーション)+平井愼二(下総精神医療センター)「物質使用障害に対する条件反射制御法の効果に関する統計的検証」
2.都島梨紗(東亜大学)「更生保護施設におけるスティグマと「立ち直り」――ある非行経験者のスティグマ対処行動に関する語りに着目して」
《研究動向》
1.甘利航司(國學院大學)「電子監視――「今まで」と「これから」」
2.津島昌寛+浜井浩一+我藤 諭(龍谷大学)「女性に対する暴力被害の調査――主に『女性の日常生活の安全に関する調査』の実施を通じて」
《書評》
1.安田恵美『高齢犯罪者の権利保障と社会復帰』(2017年)法律文化社
評者:古川隆司、
2.深谷裕『触法精神障害者をめぐる実証的考察』(2015年)日本評論社
評者:藤原正範
上記内容は本書刊行時のものです。