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a:9:{s:12:"shoshi_title";s:31:"銀河宇宙観測の最前線 ";s:11:"shoshi_isbn";s:17:"978-4-87525-332-7";s:16:"shoshi_publisher";N;s:11:"description";s:303:"日本が誇る光学・赤外線望遠鏡「すばる」。その真価が国際プロジェクト「コスモス」を通じて世界の天文界にとどろいた。著者らの血の滲むような努力と、深宇宙における銀河宇宙進化の研究を、ドキュメント風に伝える。";s:6:"author";s:21:"谷口義明(著/文)";s:10:"publishers";s:9:"海鳴社";s:9:"publisher";N;s:9:"productor";s:9:"海鳴社";s:12:"release_date";i:1492700400;}

銀河宇宙観測の最前線 「ハッブル」と「すばる」の壮大なコラボ

自然科学 ラノベ

谷口義明(著)
発行:海鳴社

四六判   248頁  並製
定価 1,600円+税

ISBN 978-4-87525-332-7   C0044
在庫あり(出版社情報)

奥付の初版発行年月 2017年4月
書店発売日 2017年4月21日
登録日 2017年3月27日

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紹介

日本が技術の総力を挙げて建設した、口径8.2㍍の光学・赤外線望遠鏡「すばる」。その真価が、深宇宙の銀河探査・宇宙地図作成の国際プロジェクト「コスモス」を通じて世界の天文界にとどろいた。「すばる」の技術を引っさげて、同プロジェクトに参加した著者とそのチームが、コスモス・フィールドの天域で、めくるめく画像を取得! 引いては、宇宙の大規模構造探査、暗黒物質の分布の策定などに実を結んで、いまや、「すばる」なくして深宇宙における銀河進化の研究は語れない時代となった。本書は、「すばる」関係者の血の滲むような努力と、それから生まれた成果の一端の紹介だ。

目次

 
  まえがき………………………………………………………………………………………5

 第一部 コスモスな日々――「コスモス」で分かったすばる望遠鏡の真価……13
   第1話 「コスモス」への招待状  15
   第2話 インテンシブ・プログラムの〝壁〟突破に成功  34
   第3話 二平方度、27等級銀河の撮像に挑む  56
   第4話 踊る大望遠鏡事件  81
   第5話 急上昇した「すばる」の国際的評価  108
   第6話 回る大望遠鏡事件  130
   第7話 「コスモス」――回顧、サイエンス、展望  154
 第二部 コスモスな日々、再び 2015――マエストロ銀河の発見…………195
   1・銀河での星生成の変遷  197
   2・コスモスな日々  200
   3・コスモス20  201
   4・ライマンαエミッター  206
   5・「星生成抑制問題」への挑戦  215
 第三部 コスモスな日々、2108  銀河旅人………………………………………219
   1・カスム君  221
   2・「コスモス」 2003  223
   3・「コスモス」 2007  229
   4・閑話休題 2038  231
   5・「コスモス」 2051  234
   6・カスム君まで、もう少し  237
   7・カスム君、再び  239

  あとがき………………………………………………………………………………………243
  図版出展………………………………………………………………………………………244

前書きなど

 私はここ十年来、ハッブル宇宙望遠鏡の基幹プログラムである「宇宙進化サーベイ」(通称、コスモス・プロジェクト)という国際研究プロジェクトに参加し、宇宙の進化、銀河の進化について研究してきました。
 そこで本書では、私が中心になって推進してきた国立天文台すばる望遠鏡による観測の様子を中心に、天文学・観測的宇宙論の研究現場の熱気のようなものをお伝えしたいと思います。
 一九七〇年代以降、これまで、多くの天文学者の研究活動から、さまざまな新現象が見つかり、また、さまざまな課題も数多く浮上してきました。中でも天文学的に重要なのは、従来、銀河が宇宙に均一に分布していると考えられてきたことが事実ではなく、多くの銀河が分布している領域とほとんど分布していない領域が入り交じって、とても不思議な構造をとっている宇宙の姿が浮かんできたのです。このような銀河の分布が見せる構造を「宇宙の大規模構造」と呼んでいます。この「宇宙の大規模構造」が宇宙の進化とともにどう生まれてきたのか? 銀河がたどる一生とどうかかわっているのか? といった謎の解明が本書の背景にあります。

著者プロフィール

谷口義明(タニグチヨシアキ)

1954年北海道旭川市生まれ/東北大学大学院理学研究科博士課程修了・理博(84年 東北大学 天文学)東北大学大学院理学研究科助教授(91年).愛媛大学大学院理工学研究科教授(2006)・同大学宇宙進化研究センター長/専攻・銀河天文学/
主な著書:『現代の天文学 第4巻 銀河』(07年日本評論社;共著),『宇宙進化の謎』 (11年,講談社),『宇宙の始まりの星はどこにあるか』(13年,角川新書)

上記内容は本書刊行時のものです。