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東洋の知で心脳問題は解けるか
量では駄目である
発行:海鳴社
四六判
縦188mm
横127mm
上製
定価
1,800円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2011年9月
- 書店発売日
- 2011年9月8日
- 登録日
- 2011年8月5日
- 最終更新日
- 2011年8月29日
紹介
『心はどこまで脳にあるか』の著者による第2弾!
欧米の空間偏重と数量化の思考から抜け出さないかぎり心の理解はできない。……道元の「量では駄目である」をキーワードに、サルトルやベルクソンらの助けをかりながら、東洋の知を駆使して「心脳問題」の深奥にせまる会心作。
目次
第一章我が東洋回帰
欲望とドーパミン/性生活の人種による違い/果てしなき妄想/妄想は解けたけれど…/東洋への回帰/ヨーロッパ精神の特徴/回帰してどうするのか
第二章 量では駄目である ―― 道元の唯心論と脳科学
禅との出会い/量では駄目である/量に換えるのが科学の仕事/なぜ量では駄目か/量で駄目でないこともあるが/数・量も実は主観/こぼれ落ちる現実/対象としての現実ではなく/中国での道元と私の中国紀行/時間を生きよう
第三章 物体は存在しない ―― ヨーロッパにもあった唯心論
「話を聞かない男」の空間哲学/ロックに噛みついたバークリー/物体は存在しない/バークリー唯心論の解釈/私は神を信じない/フランスに生き続ける唯心論 ―― サルトル/フランスに生き続ける唯心論 ―― ベルクソン/ベルクソンと脳科学
第四章 唯心論と脳科学
これまでのまとめと展望/なぜ科学はヨーロッパで発達したか/経験主義にもいろいろある/脳科学が認めるべきこと/脳科学の希望
上記内容は本書刊行時のものです。