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在庫あり
取引情報
取引取次:
ト・日 書店
直接取引:なし
富岡町のスゴイおばあちゃん
四六判
縦188mm
横128mm
厚さ12mm
重さ 240g
160ページ
並製
定価
1,500円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2015年4月
- 書店発売日
- 2015年4月13日
- 登録日
- 2015年3月10日
- 最終更新日
- 2015年4月14日
紹介
福島県双葉郡富岡町。福島第2原発の立地地域でかつ福島第1原発から7キロほどのところにある小さな町です。3.11以来、町民はばらばらになってしまいましたが、かつてこの町には当たり前の人たちが当たり前に暮らしていました。その中で、渡辺キンヨさんという、地元ではちょっと知られたおばあちゃんがいました。キンヨさんの生涯を通して、震災前のこの町の様子に思いをはせて頂ければと思います。
目次
サブロウさんとキンヨさんの生い立ち
サブロウさんとキンヨさんの結婚
終戦後のキンヨさん
転機を迎えたキンヨさん
「スゴイおばあちゃん」の誕生
次女ノブコさんと私のこと
プロポーズ、そして、結婚
仕立屋のサブロウさん
おばちゃんたちの宴会
面目躍如
セールステクニック
結婚後
新居とマイホーム探し
子ども(双子)の誕生
長女のシズちゃん
晩年の口ぐせ
夜ノ森の桜
東北のチベットと原発
前書きなど
富岡町という町がどこにあるかをご存知ですか?
東北地方の福島県にある、片田舎の小さな町です。
東北大震災が起こった二〇一一年三月一一日の翌日、富岡町全域にも福島第一原発の事故による避難指示が出ました。その後、四月二二日には警戒区域に設定されました。近隣の市町村ともども避難地域に指定されたことで、住民はバラバラになったままの状態なのです。残念ながら、こんな事故があったことで、富岡町の名前もちょっとは知られるようになったかもしれません。
上記内容は本書刊行時のものです。