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つくってあそんで 10

☆続☆ おはなしおばさんの小道具

藤田 浩子(編著 | 編著)
発行:一声社

B5変型判   80頁 
定価 1,200円+税

ISBN 978-4-87077-149-9   C8376
在庫あり(出版社情報)

奥付の初版発行年月 1998年6月
書店発売日 1998年6月1日

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重版情報

16刷 出来予定日:2015-08-10

目次

はじめに
はじまりはじまり
  リンゴちゃんとミカンちゃん
  きつね
  にこにこ話
  ふしぎな部屋
  にんじんとだいこんとごぼう
  お船
  ねこのサーカス
  ネズミの伊勢参り
  飛んでいった小鳥
それからそれから
  ライオンの檻(おり)
  ハナシ
  おさるの兄弟
  大きな箱
  レストラン
  カラスの親子
  ふしぎな家(パート2)
  狸囃子(はやし)
  赤い鳥小鳥
おはなしおはなし
  空から落ちた雷
  ヘビの食い合い
  欲張り家主
  四十九曲がりの河童
  重箱ぼたもち
  桃太郎
  だまし船
あとがき

前書きなど

おり紙を半分に折ります。もう一度縦長に半分折ります。その細長くなったおり紙の上4分の1ほどを折り曲げます。それでできあがり。同じ物をもうひとつ作ると、3歳のその子は片方を叔父さんに渡しました。渡された叔父さんはきょとん。そんなことはおかまいなしに、その子は左手に持ったそのおり紙を右手の人差し指で2,3度ポンポンと押すと耳に当て、「モシモシ・・・」と言いました。そこまできて渡された若い叔父さんもやっと気がつきました。このおり紙は携帯電話だったのです。
 その子の「モシモシ・・・」に叔父さんもあわてており紙を耳に当てて応えます。
「はいはい、なるちゃんですか?」「ウン」「とってもすてきな電話ですねぇ」「ウン」「ごはんいっぱいたべましたか?」「ウン」なるちゃんは「ウン」としか言いません。でも満面の笑み。なにしろ自分の“作品”を叔父さんがちゃんと使ってくれて、話し相手になってくれているのです。お互いの耳に当てているのはもうおり紙ではありません。立派な電話です。若い叔父さんも「いやぁ、まいったまいった、これが携帯電話とは気がつかなかったよなぁ」と苦笑いしながら、なるちゃんとの会話を楽しんでいました。
 これは私の甥の子なるちゃんともう一人の甥との間のでき事です。めったに会うことのない二人ですが、このおり紙電話ですっかり打ち解け、仲良くなってしまいました。
 おり紙の電話ひとつで、大人と子どもの会話のきっかけができたように、なにかひとつ小道具を使うことで、お話を語る側と聞く側の垣根がとれることもあります。
 この本にも、お話を聞いた後にその小道具を一緒に作って遊べるような話をいくつか載せました。一緒に作りながら、そこでまた子どもが新しい話を作ってくれたり、新しい小道具を作ってくれたりしたら、これ以上の喜びはありません。

版元から一言

藤田浩子さんの小道具集・第2作。回転パズル式紙芝居桃太郎、ラップの芯と紐で作るカッパなど作って楽しい小道具や、簡単にできる不思議なライオンの檻など。こちらも毎年増刷を続けています。

著者プロフィール

藤田 浩子(フジタ ヒロコ)

1937年、東京生まれ。戦時中、福島県三春に疎開。隣の畑のおじさんから、語りとして昔話を聞いて育つ。雨が降れば雨の話、みみずがでればみみずの話、子どもが泣けば子どもの話・・・、と時と場合に合わせて自由に語りをするおじさんの影響を大きく受けた。
福島県や東京都西小岩幼稚園などで幼児教育に携わって50年。妹たちに語りをしてから60数年。幼児教育者として、語り手として、全国各地の幼稚園・保育園、小学校、図書館・保健所・公民館、市民ホールなどで活発な講演活動を続けている。
子ども向けおはなし会、若い親御さん向け育児教室、保育士・幼稚園教諭向け実践教室と教育論、図書館司書向け講座、などなど多様な切り口で参加者を満足させ、「名人芸」の呼び声高い。大人気の為、講演会の申し込みが殺到している。講演会での著書の販売は目を見張るものがある。
毎年アメリカに渡り、アメリカの子どもたちにも日本の語りを続けており、その活動が評価され、2003年度International Story Bridge 賞を受賞。

上記内容は本書刊行時のものです。