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どこにもいないあなたへ
恋愛と学問についてのエッセイ
発行:秋山書店
四六判
300ページ
定価
2,000円+税
- 書店発売日
- 2013年5月20日
- 登録日
- 2015年8月13日
- 最終更新日
- 2015年8月13日
目次
プロローグ かけがえのないあなたへ─脱臼した時間のなかで
* * *
1 学問をめぐる試考─表現と存在の不安
夜に抱かれて─生きることの戸惑い
心の闇、社会の闇─凡庸な悪について
学問から遠く離れて─自明性の喪失
解体の淵から─存在の不安を見つめる
トランスナショナルな記憶形成へ─ベルリン・ユダヤ博物館から
世界を旅する学問─散種するポストコロニアリズム
他者と向き合うこと─ドバイから見た近代日本
孤独な鳥は高く飛ぶ─表現者としての心構え
来たるべき友へ─ささやかな経歴
2 恋愛をめぐる試考─ナルシシズムとノスタルジアのはざま
重ならない想いと共に在ること─江國香織の時間感覚
過去に向き合う─表現行為の成立
不在の故郷─居心地の悪さについて
内なる異界へ─チューリヒ湖畔のC・G・ユング
一瞬の永遠─歴史を生きること
成熟するということ─ドリトル先生と「秘密の庭園」
故郷への帰還─山尾三省の旅
表現への渇望─差異と同一性の隙間で
どこにもいないあなたへ─歴史と宗教の生じるところ
* * *
エピローグ 大いなる力に触れる─語り得ない出来事を前に
上記内容は本書刊行時のものです。