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エンニオ・モリコーネ 映画音楽術 エンニオ・モリコーネ(著/文) - DU BOOKS
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エンニオ・モリコーネ 映画音楽術 (エンニオ・モリコーネ エイガオンガクジュツ) マエストロ創作の秘密――ジュゼッペ・トルナトーレとの対話 (マエストロソウサクノヒミツ ジュゼッペ・トルナトーレトノタイワ)
原書: Ennio - Un maestro

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発行:DU BOOKS
四六判
432ページ
並製
価格 2,800円+税
ISBN
978-4-86647-184-6   COPY
ISBN 13
9784866471846   COPY
ISBN 10h
4-86647-184-0   COPY
ISBN 10
4866471840   COPY
出版者記号
86647   COPY
Cコード
C0074  
0:一般 0:単行本 74:演劇・映画
出版社在庫情報
在庫あり
書店発売日
登録日
2022年9月15日
最終更新日
2022年12月1日
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書評掲載情報

2023-03-15 レコード・コレクターズ    2023年4月号
評者: 片島吉章
2023-03-03 キネマ旬報    2023年3月下旬映画業界決算特別号
評者: 江守功也
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紹介

今や本格的な音楽は映画音楽だ。映画音楽だけが現在のあらゆる音楽を含んでいる。
――エンニオ・モリコーネ

「映画が恋した音楽家」が、盟友でもある巨匠トルナトーレ監督(『ニュー・シネマ・パラダイス』『海の家のピアニスト』)を聞き手に迎え、人々の記憶に残る“モリコーネ・サウンド”の創作秘話を自ら語り尽くした決定版。

クエンティン・タランティーノ監督(『ヘイトフル・エイト』)から、ブルース・スプリングスティーン
にいたるにまで、ジャンルを超え敬愛されるエンニオ・モリコーネ。
2022年11月には、東京国際フォーラムでのトリビュート公演『オフィシャル・コンサート・セレブレーション』が開催、そして、2023年1月にはトルナトーレが監督を務め、<最後のタッグ>を組んだ
映画『モリコーネ 映画が恋した音楽家』の公開が予定されるなど、2020年の死去後も絶大な人気を誇る。

「マエストロ」の異名でも知られる映画音楽の大家は、
セルジオ・レオーネ(『荒野の用心棒』)、ローランド・ジョフィ(『ミッション』)、
ブライアン・デ・パルマ(『アンタッチャブル』)など、
数多くの名監督たちによる傑作を彩った旋律をいかにして生み出したのか?

映画音楽と純音楽、メロディーとアレンジ、飽くなき実験、監督と作曲家のあるべき関係…
半世紀以上にわたって名作を支えた映画音楽の巨匠が語る映画音楽論。

幻のモリコーネ版『天地創造』『時計じかけのオレンジ』、そして『エンドレス・ラブ』と
『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』をつなぐ知られざるエピソードなど、
名作にまつわる裏話も織り交ぜながら、その創作術とテクニックを「マエストロ」自身が明らかに。

<目次>
第1章 霊感などありえません――より少ない音のために
第2章 貴方はキャリアを築けません――アレンジャーの戦い
第3章 作曲家の弱点――わが青春のペトラッシ
第4章 トランペットと威厳――金管のエクスタシー/即興のプロ部隊
第5章 母の名前のように――対決:映画音楽と純音楽
第6章 ひと握りの西部劇――レオーネの追憶
第7章 音楽の死――沈黙の監督
第8章 失われたオレンジ――影の暗躍者/レオーネの陰謀
第9章 脳内音楽――音楽が静かにやって来る
第10章 隠された愛のテーマ――アンドレア/果てしなき成長
第11章 エンニオ革命――聴衆にそっと寄り添って
第12章 100歳で引退――現役のままでいて
訳者あとがき
索引

著者プロフィール

エンニオ・モリコーネ  (著/文

1928年、ローマ生まれ。映画音楽を中心とする作曲家・指揮者。サンタ・チェチリア音楽院で、20世紀を代表するイタリア人作曲家ゴッフレード・ペトラッシに作曲を学んだ後、テレビ・ラジオ向けの作曲活動を開始。61年公開のルチアーノ・サルチェ監督作『Il Federale』で初めて映画音楽を手掛ける。60年代から70年代にかけては、セルジオ・レオーネ監督の『荒野の用心棒』『夕陽のガンマン』『続・夕陽のガンマン』といった「マカロニ・ウェスタン」で名声を高めた。87年には、ブライアン・デ・パルマ監督『アンタッチャブル』でグラミー賞を受賞。『天国の日々』(78)『ミッション』(86)『アンタッチャブル』(87)『バグジー』(91)『マレーナ』(2000)で、計5回のアカデミー賞作曲賞ノミネートの後、2007年アカデミー賞名誉賞を受賞。2016年に、かねてよりモリコーネのファンを公言していたクエンティン・タランティーノ監督による『ヘイトフル・エイト』の音楽を作曲し、悲願のアカデミー賞作曲賞を受賞。2017年、イタリア共和国功労勲章受章。2019年、旭日小綬章受章。2020年7月6日、ローマの病院で死去。91歳没。

ジュゼッペ・トルナトーレ  (著/文

映画監督・脚本家。1956年、シチリア生まれ。86年、『教授と呼ばれた男』で劇場映画の監督デビュー。『ニュー・シネマ・パラダイス』(89)でアカデミー賞、『明日を夢見て』(95)『海の上のピアニスト』(99)『題名のない子守唄』(2006)『鑑定士と顔のない依頼人』(2013)でダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞受賞。2023年1月にモリコーネとの<最後のタッグ>を組んだ『モリコーネ 映画が恋した音楽家』が日本公開。

真壁邦夫  (翻訳

1963年生まれ。作曲を原博、指揮法を村方千之の各氏に師事。音楽団体「千の会」に所属し、同団体が主催するコンサートでは指揮者として活動している。少年時代からのモリコーネ・ファンで、その作品研究はライフワークである。東京エンニオ・モリコーネ研究所 所属。

上記内容は本書刊行時のものです。