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ドクトルきよしのこころ診療日誌
笑いと感謝と希望を紡ぐ
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2022年2月1日
- 書店発売日
- 2022年2月15日
- 登録日
- 2022年1月15日
- 最終更新日
- 2022年8月1日
紹介
薬は適度に。あとは,
解決志向ブリーフセラピーと内観でじっくり話を聞けば
患者さんの人生が変わっていく
ケースとヒントが満載の臨床エッセイ
医者の権威を出すと診療面接がうまく行かず,無知の姿勢を通すと患者さんの方がイライラ。希望通りに薬を出したり,生活習慣上の注意もしないでいると,みるみる健康状態が悪化する。医療上のコメントははっきり言おうと舵を切ると,そのうち医師の権威が表に出て,患者さんを従わせたくなる……。心理療法を学び,悪戦苦闘・右往左往の結果,理想の診療に近づいた心療内科クリニックのドクターと,そこに集まった患者さんたちの人生の物語。
患者さんとの触れあいを中心とした,日々の診療を振り返ってみたいと思います。この本はタイトルにもあるように私の日常診療の記録です。対話の記録は毎日作られ,考察は後から考えてまとめます。この本では22のストーリーを紹介します。私は相談に来られた方が少しでも元気になるように言葉かけをします。それがどのように働くのか,専門家以外の方にもわかるように,私の心の動きを見せながら解説します。対話録の中に,それを私の独白として挿入しました。どうしてそんな質問をしたのか,私の意図を明らかにしています。何が大切で何を無視していいのか,この本が人と関わり,人を理解する上で皆さんの参考になれば幸いです。(本書「はじめに」より)
目次
第1部 泣き笑い人生 夫婦編
1.「許せない」
2.「涙が止まらない」
3.「お前馬鹿か」
4.「そんなことするもんですか」
5.「後悔しています」
第2部 自分を取り戻す 職場編
6.「支離滅裂です」
7.「私、正しいのに」
8.「自分を変えたい」
9.「孤独なランナー」
10.「引いてばかりです」
11.「学校行きたくない」
第3部 なんてったって 親子編
12.「認めてほしい」
13.「娘に手を焼いて」
14.「どうしてこんな子に」
15.「鬼さんどちら」
16.「枢要徳」
第4部 旅ゆけば 老年期編
17.「愛しているのは夫だけ」
18.「呆けてます」
19.「浮気許して」
第5部 まだまだだけど 死の不安編
20.「次は自分の番」
21.「何で生きないといけないのか?」
22.「頑張ります」
第6部 私の物語
23.「きよしのストーリー」
上記内容は本書刊行時のものです。