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さらばピカソ! エティエンヌ・バリリエ(著/文) - アルファベータブックス
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さらばピカソ! (サラバピカソ) 画家ゴッドワードの日記 (ガカゴットワードノニッキ)

芸術
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四六判
280ページ
定価 2,000円+税
ISBN
978-4-86598-038-7   COPY
ISBN 13
9784865980387   COPY
ISBN 10h
4-86598-038-5   COPY
ISBN 10
4865980385   COPY
出版者記号
86598   COPY
Cコード
C0070  
0:一般 0:単行本 70:芸術総記
出版社在庫情報
在庫あり
書店発売日
登録日
2017年7月18日
最終更新日
2023年3月29日
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紹介

「この世には、ピカソと共存する場はない!」―「大理石か海を背景に思いにふける若い美女」を描き続けたネオ・クラシック派画家の、ローマでのピカソとの葛藤の日々を描く迫真のノンフィクション・ノベル!

★1917年の春、ピカソ(パブロ・ルイス)がローマを訪れる。そこでロシア・バレエ団に合流して、『パラード』の舞台装飾を手がけるためである。彼の仕事場は、メディチ館から至近距離にあり、またその近くには、画家や芸術家が住むまた別のヴィラがあった。そこに滞在する芸術家のひとりがジョン・ウィリアム・ゴッドワード(1861 ~1922)。ネオクラシック派の英国人で、ギリシャ風の美しか認めない画家であった。彼は、病的なまでに同じテーマ、つまり大理石か海を背景に思いにふける若い美女しか描かない。時代の風潮を非人間的、破壊的と感じて恐怖にかられた彼は、「この世には、ピカソと自分が共存する場はない」と言ったに違いない。
第一次世界大戦とロシア革命を下敷きに、ジョン・ウィリアム・ゴッドワードの個人的な日記の形式で書かれたこの小説は、史実を正確に追っていて、フィクションと呼びがたいものである。(「プロローグ」より)

★本著の「あとがき」にあるように、オークションで1957年に百ポンド(約1万8千円)だったゴットワードの『Summer Idleness:Day Dreams』(『けだるい夏~真昼の夢』)の絵が、2012年のオークションで38万ポンド(約6千8百万円)の値がついたそうです。このようにヨーロッパでは、ゴッドワードに関して何かが動いているようです。(「訳者あとがき」より)

著者プロフィール

エティエンヌ・バリリエ  (エティエンヌ バリリエ)  (著/文

エティエンヌ・バリリエ(Etienne Barilier ) スイスのヴォー州生まれ。日本語にも翻訳された『蒼穹のかなたに~ピコ・デッラ・ミランドラとルネサンスの物語』(桂芳樹訳、岩波書店)、『ピアニスト』(鈴木光子訳、アルファベータブックス)など現在まで四十作以上。

上記内容は本書刊行時のものです。