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メイキング
人類学・考古学・芸術・建築
原書: MAKING: Anthropology, archaeology, art and architecture
四六判
320ページ
上製
定価
3,100円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2017年9月
- 書店発売日
- 2017年9月7日
- 登録日
- 2017年8月4日
- 最終更新日
- 2017年12月5日
書評掲載情報
2022-01-08 |
日本経済新聞
朝刊 評者: 三中信宏(進化学者) |
2018-01-14 |
毎日新聞
朝刊 評者: 三浦雅士(評論家) |
2017-10-15 |
読売新聞
朝刊 評者: 伊藤亜紗(東京工業大学准教授、美学者) |
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紹介
線を引くとき、ひもを綯うとき、凧をあげるとき、建物を建てるとき。
わたしたちはいつだって、世界と手で対話し、応答しながら生きている。
すべての〈つくるひと〉に送る『ラインズ 線の文化史』につづく待望の邦訳第2弾!
人類学と考古学、芸術、そして建築。
これら4つのAをすべて、世界を探究する技術として捉えなおしたならば、どんな風景が広がるだろう。石器を試作し、浜辺を歩き、ある一体の彫像を1週間観察する。そんな授業を続けてきたインゴルドが送る、文化人類学の冒険の書!
チェリスト・ロストロポーヴィチに弟子入りすることと、〈参与観察〉はどう違うのか?
フランスからアフリカまで、広く産出する石斧が、ほとんど同じ形状をしているのはなぜか?
ゴチック建築の傑作、シャルトル大聖堂は、設計図なしにどうやってつくられたのか?
デザインがあってプロダクトがある。では生物は〈デザイン〉されているのか?
この物質世界のなかで、生きているとはどういうことか? それは風に吹かれる凧とどう違うのか?
無数の刺激的な問いから、インゴルドは人間の根本的な条件と可能性を見つけだす。
知るのではない、狩人になるのだ――。
『メイキング』とともに過したものだけが、その意味を知る!
目次
序文、および謝辞
第一章 内側から知ること
第二章 生命の素材
第三章 石斧をつくること
第四章 家を建てること
第五章 明視の時計職人
第六章 円形のマウンドと大地の空
第七章 流れる身体
第八章 手は語る
第九章 線を描く
訳者あとがき
文献一覧
索引
上記内容は本書刊行時のものです。