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つながりを求めて 辰巳 頼子(編著) - 耕文社
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つながりを求めて (ツナガリヲモトメテ) 福島原発避難者の語りから (フクシマゲンパツヒナンシャノカタリカラ)

社会一般
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発行:耕文社
四六判
縦127mm 横188mm 厚さ10mm
重さ 192g
160ページ
並製
価格 1,200円+税
ISBN
978-4-86377-047-8   COPY
ISBN 13
9784863770478   COPY
ISBN 10h
4-86377-047-2   COPY
ISBN 10
4863770472   COPY
出版者記号
86377   COPY
Cコード
C0036  
0:一般 0:単行本 36:社会
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2017年8月
書店発売日
登録日
2017年8月23日
最終更新日
2017年9月13日
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紹介

福島第一原発事故による放射線の影響を恐れ、東京に避難してきた母子避難者たち──2011年からの6年間、避難生活と先の見えない不安、家族との葛藤、そのなかでどのように〈つながり〉を求め、日常を送ってきたのか。どのような〈支援〉が求められているか。原発避難者への聞き取りと考察。

目次

はじめに
Ⅰ 福島原発避難者聞き書きの記録
 1 東京に避難する
 2 これからを模索する── 東京で
 3 これからを模索する── 福島で
 4 断絶とつながりと── ほっとできる場所を探して
Ⅱ 避難者の語りを受けて
 1 原発避難、県外母子避難の現状 (鳫 咲子)
 2 聞き書き集の言葉が問いかけるもの (辰巳頼子)
 3 東日本大震災の避難者支援に関わって (中村まさ子)
 4 避難者のボランティアを経験して (竹内裕香莉)
 5 震災と避難者支援ボランティア (石井 亮)
関連年表
おわりに

著者プロフィール

辰巳 頼子  (タツミ ヨリコ)  (編著

清泉女子大学准教授。兵庫県尼崎市生まれ。国際基督教大学教養学部卒業。上智大学大学院外国語学研究科修了。博士(地域研究)。
フィリピンの南部のムスリム民族集団「マラナオ」を対象とした人類学的研究を行っている。イスラームを学びに海外留学をしたり移住労働をするマラナオの調査を行いながら、定住ではなく移動から社会を分析することを試みてきた。二〇〇六年より清泉女子大学文学部地球市民学科教員。二〇一一年に大規模避難所で福島県からの避難者の方々に出会い、突然の避難と繰り返す移動を人々がどう意味づけていくのか、聞き取りを続けてきた。
論文に、「旅して学ぶ──フィリピン・ムスリム留学生の事例から」『東南アジアのイスラーム』(東京外国語大学出版会)、「避難が生み出す平和──原発事故からの母子避難者が形成する新たなつながり」『平和の人類学』(法律文化社)など。

鳫 咲子  (ガン サキコ)  (編著

跡見学園女子大学教授。千葉県市川市生まれ。上智大学法学部国際関係法学科卒業。筑波大学大学院経営・政策科学研究科修了。博士(法学)。
参議院事務局に調査員等として二七年間勤務し、その間、DV法改正など国会議員の立法活動のための業務に携わる。二〇一一年に職場近くの大規模避難所で福島県からの母子避難の方々と出会い、クリスマス会などの交流を続けている。二〇一二年から跡見学園女子大学マネジメント学部教員(行政学)。現在は、大規模災害で被災した子どもの貧困防止策などを中心に調査研究を行っている。
著書に、『復旧・復興へ向かう地域と学校』(東洋経済新報社)、『資料集 東日本大震災・原発災害と学校』(明石書店)、『給食費未納 子どもの貧困と食生活格差』(光文社新書)、『子どもの貧困と教育機会の不平等──就学援助・学校給食・母子家庭をめぐって』(明石書店)等がある。

上記内容は本書刊行時のものです。