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懐かしき人々《私の戦後》
発行:弦書房
A5判
縦188mm
横128mm
380ページ
上製
価格
2,400円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 書店発売日
- 2019年12月15日
- 登録日
- 2019年11月14日
- 最終更新日
- 2020年1月22日
紹介
戦後昭和はどのように始まったか。心の襞に沁み込んでいる懐かしき人々「その人々とのちょっとした言動、表情などを文学にしておきたい」
今年(2019年)6月12日に急逝した著者の遺稿作品です。伝説の編集者として知る人ぞ知る存在で、「日本読書新聞」の発行人を経て1970~1984年に「伝統と現代」を発行します。鹿児島七高から東大そして応召・復員を体験した著者は、昭和戦後の在り方を厳しく問い続けました。交遊人脈は広く、四元義隆、竹内好、柳田國男、橋川文三、谷川雁、山口昌男など戦後の言論界をリードした面々の思想を紙誌面に刻ませた功績は大きい。本書は彼らとの同時代史としてかなり貴重な記録と言えます。限定300部
目次
《目次から》
七高・四元義隆・魯迅
復員・復学
安吾への親近感
茫洋と苛烈――竹内好
柳田国男に会う
護国寺裏の橋川文三
竹内好・梅棹忠夫対談
前衛不在論――谷川雁
筑豊炭鉱地帯を歩く
山口昌男――王権研究へ
網野善彦・谷川健一の縁
縄船アフリカ行の挨拶
三国連太郎インタビュー
上記内容は本書刊行時のものです。