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平成の黙示録「ヘヴンズ ストーリー」をよむ 瀬々 敬久(著) - 弦書房
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平成の黙示録「ヘヴンズ ストーリー」をよむ (ヘイセイノモクシロク ヘヴンズ ストーリー ヲヨム)

芸術
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発行:弦書房
A5判
縦210mm 横148mm 厚さ5mm
64ページ
並製
定価 680円+税
ISBN
978-4-86329-175-1   COPY
ISBN 13
9784863291751   COPY
ISBN 10h
4-86329-175-2   COPY
ISBN 10
4863291752   COPY
出版者記号
86329   COPY
Cコード
C0074  
0:一般 0:単行本 74:演劇・映画
出版社在庫情報
品切れ・重版未定
初版年月日
2018年7月
書店発売日
登録日
2018年7月12日
最終更新日
2023年3月22日
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紹介

怪物はどこにいる?
鬼才・瀬々敬久監督の問題作「ヘヴンズ ストーリー」に宗教人類学者が迫る。

【「はじめに」より】1989年に年号が「昭和」から「平成」に変わり、それから10年間に日本全体を震え上がらせる大きな災害や事件が発生しました。……「平成の闇」とも呼ばれるこの10年あまりの期間は、日本の戦後を区画するうえでひとつの指標とされる時代ともなりました。その時代の変化を敏感に感じてきた映画人たちが、自主製作した映画が『ヘヴンズ ストーリー』(2010年)でした。……この作品がもつ人間、社会、自然・宇宙に対する深いまなざしや思いについて、監督・瀬々敬久氏と宗教人類学者・関一敏氏とに語り合ってもらうことにより、この作品のもつ黙示録的な世界に未来に向かう新たな視点から光を当ててみようと試みたのでした。

目次

廃墟が喚起する強力なイメージ/季節は循環して巡る/蝉の抜け殻、あるいは生まれ変わり/オウム真理教事件と九〇年代の闇/家族はバトンタッチして続いていく/仮面で隠された世界/利用する―利用される/人を殺すことについて/ドストエフスキーと「大審問官」/問い続けるということ/「ヘヴン」と日本の神/外国ではどのように受け止められたのか/死に対する日本的軟着陸を示した映画
「ヘヴンズ ストーリー」作品紹介

著者プロフィール

瀬々 敬久  (ゼゼ タカヒサ)  (

1960年大分県生まれ。映画監督、脚本家。1989年に『課外授業 暴行』(ピンク大賞新人監督賞受賞)で商業映画監督デビュー。主な監督作品に『冷血の罠』(98)『ドック・スター』(02)『MOON CHILD』(03)『刺青 堕ちた女郎蜘蛛』(07)『泪壺』(08)『ドキュメンタリー 頭脳警察』(09)『ヘヴンズ ストーリー』(10)『アントキノイノチ』(11)『64-ロクヨン』(16)『8年越しの花嫁 奇跡の実話』(17)『友罪』(18)『菊とギロチン』(18) 。

関 一敏  (セキ カズトシ)  (

1949年神奈川県生まれ。九州大学名誉教授、NPO法人ウェルビーイング附属研究所主席研究員、福岡市史編集委員(民俗部会)。主な著書・編著書に『聖母の出現―近代フォーク・カトリシズム考』(日本エディタースクール出版部)『新しい民俗学へ』(共著、せりか書房)『宗教人類学入門』(共著、弘文堂)『中山みき・その生涯と思想』(共著、明石書店)『呪術の人類学』(共著、人文書院)『岩波講座 宗教』(全10巻、岩波書店)。

上記内容は本書刊行時のものです。