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日韓メモリー・ウォーズ
私たちは何を忘れてきたか
発行:弦書房
四六判
縦188mm
横128mm
厚さ17mm
160ページ
並製
定価
1,700円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2017年9月
- 書店発売日
- 2017年8月24日
- 登録日
- 2017年7月18日
- 最終更新日
- 2017年8月9日
紹介
〈ずれ〉と〈ゆがみ〉の根源へ――日本と韓国の間に横たわる認知ギャップを探る。
『帝国の慰安婦』の著者・朴裕河(パク・ユハ)氏が騒動の最中に登壇。自著について、過去とこれからの日韓関係について、上野氏らと語りあったシンポジウム(2016年3月)をもとにまとめた一冊。植民地時代、冷戦時代、ポスト冷戦時代、そして現代――揺れ動いてきた日韓関係。慰安婦や領土問題を政治、文化、メディア、インターネットなどのキーワードで読み解く。「真実は何かに執着するより、共有しうる事実を〈どう考えるか〉」
目次
【目次より】
◉日韓の現代史をふりかえって 【上野千鶴子】
◉〈帝国〉から見た日韓関係――暴力の構造 【朴裕河】
1 日韓関係の現状
2 記憶のずれと混乱――慰安婦問題の場合
3 共通認識・共通記憶作りへ向けて
◉記憶と大衆文化――韓国における日本・日本人・日本文化 【金成玟】
◉若い世代の認識ギャップとメディアリテラシーの必要性について 【 水野俊平】
◉「日韓メモリーウォーズ」討論会
日韓蜜月時代から嫌韓への移行/互いの国民の顔が見え始めたのは90年代から/歴史における「真実」の自由な探求が大事/インターネットの影響力/民主主義が改めて問われている 他
上記内容は本書刊行時のものです。