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集団就職 高度経済成長を支えた金の卵たち

社会科学 ラノベ

澤宮 優(著)
発行:弦書房

四六判   264頁  並製
定価 2,000円+税

ISBN 978-4-86329-151-5   C0036
在庫あり(出版社情報)

奥付の初版発行年月 2017年5月
書店発売日 2017年4月21日
登録日 2017年3月15日

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書評掲載情報

2017-04-19 読売新聞  朝刊

紹介

彼ら彼女たちの存在がなければ、戦後復興はなかった――
昭和30年前後から昭和50年代前半にかけて、〈集団就職〉という社会現象が存在した。中学卒の少年少女たちがまさに出征兵士のごとく、東北から関東方面へ、九州・四国・沖縄から京阪神・中京方面へ、企業側の求人に応じて就職していった。彼ら彼女らの存在がなければ戦後復興も経済成長もなかった。本書では、〈集団就職〉の実態を、主に西日本域出身者たちへの聞き書きにより明らかにし、現代史の中で正当に評価しようと試みた。さらに、働くことの本質を集団就職体験者たちの言葉から問い直した力作。

目次

序 章 見送る人たち
    出征兵士を見送る思いだった

第1章 京・阪神で働く
    仕送りすることだけを考えていた

第2章 中京で働く
    強盗に初任給を奪われる/手に職を持った誇り

第3章 関東で働く
    境遇は選べないが生き方を変えることはできる

第4章 僕らは南の島からやって来た
    沖縄から来て働くということ

第5章 年季奉公
    働く者に貧乏なし

第6章 隔週定時制高校
    大きな財産として自分を支えている

第7章 いま、働くことの意味を問う
    彼らの果たした役割

[付] 集団就職をめぐる年表

著者プロフィール

澤宮 優(サワミヤ ユウ)

1964(昭和39)年、熊本県生まれ。ノンフィクション作家。青山学院大学史学科卒、早稲田大学日本文学専修卒。『巨人軍最強の捕手』(晶文社)で第14回ミズノスポーツライター賞優秀賞を受賞。昭和の庶民史をテーマに幅広く執筆。
主な著作に『昭和の仕事』(弦書房)『イラストで見る昭和の消えた仕事図鑑』(原書房)『廃墟となった戦国名城』(河出書房新社)『「考古学エレジー」の唄が聞こえる《発掘にかけた青春哀歌》』(東海教育研究所)『ひとを見抜く《伝説のスカウト河西俊雄の生涯》』(河出書房新社)ほか多数。

上記内容は本書刊行時のものです。