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幕末のロビンソン
開国前後の太平洋漂流〈ロビンソン・クルーソー・ゲーム〉
発行:弦書房
四六判
縦188mm
横128mm
厚さ20mm
重さ 600g
336ページ
並製
定価
2,200円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2010年11月
- 書店発売日
- 2010年11月18日
- 登録日
- 2010年11月4日
- 最終更新日
- 2011年3月19日
紹介
江戸時代の日本人漂流者を紹介した前作『江戸時代のロビンソン』(弦書房、新潮文庫)の続編。幕末に起きた8つ漂流譚を開国前と開国後にわけて読み解く。そこには「意図せざる漂流者」から「意図する漂流者」への変化が見られる。帰らなかった寿太郎・音吉、メキシコに漂着し中国経由で帰還した島原の太吉ら漂流者、偽装漂流で日本に上陸したラナルド・マクドナルド、世界を3周し日本に漂着した万次郎、黒船「漂着」に失敗した吉田松陰、アメリカへの密航に成功した新島襄など、激動の時代、歴史や日本と諸外国(とくに日米関係)との間で振り回され、彷徨った漂流者(ロビンソン)たちの壮絶な物語。
目次
第一章 帰れなかったロビンソンたち/第二章 島原太吉メキシコ漂流記/第三章 モンゴロイドは黒潮によってロビンソンする/第四章 万次郎異聞/第五章 黒船に漂着してしまった仙太郎/第六章 黒船漂着に失敗したジャパニーズ・ロビンソン、吉田松陰漂流記/第七章 成功したジャパニーズ・ロビンソン、新島襄渡航記/第八章「ジャパニーズ・ロビンソン・クルーソー」を名乗った、小谷部全一郎
上記内容は本書刊行時のものです。