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スズメはなぜ人里が好きなのか
発行:弦書房
四六判
縦188mm
横128mm
厚さ15mm
240ページ
並製
定価
1,900円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2010年10月
- 書店発売日
- 2010年10月8日
- 登録日
- 2010年9月30日
- 最終更新日
- 2011年3月19日
書評掲載情報
2010-12-05 | 東京新聞/中日新聞 |
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紹介
すべての鳥の中で最も人間に身近でくらすスズメ。知れば知るほど魅力的なスズメの生態を、食、子育て、天敵と安全対策、進化と分布、民俗学的にみた人との共生の歴史など、人間とのかかわりの視点から克明に記録した観察録。多様なくらしぶりは人間社会と密接にかかわるだけに、環境の変化の是非を問う際のひとつの大きな指標となっていることを伝える。また、昨今の個体数減少の兆候が、人類の急激な衣食住環境の変化に起因するのではないかと警鐘を鳴らしている。
目次
Ⅰ スズメの生活 食う/育てる/食われる/群れる
Ⅱ スズメの仲間 進化と分布/農耕による生態の変化/イエスズメの世界制覇
Ⅲ 人はスズメをどう認識し、どう接してきたか 呼び名について/スズメは有害鳥か/スズメは鳥!?
版元から一言
スズメは稲穂を食害する一方で害虫も食べてくれる。人間に寄りそうように生きてきたスズメたちの魅力あふれる生態をあらゆる場所で観察してきたフィールドノートの集大成が本書である。
上記内容は本書刊行時のものです。