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出版者情報
産婆(さんばば)フジヤン ~明日を生きる力をくれる、93歳助産師一代記~
- 書店発売日
- 2017年8月18日
- 登録日
- 2017年7月11日
- 最終更新日
- 2017年7月11日
紹介
【内容紹介】
シリーズ累計15万部『大丈夫やで』の著者、93歳・日本最高齢現役助産師坂本フジヱさんの明るく、楽しく生きるコツがわかる初の自伝が登場!!
「人生いろいろ大変やけど、生まれてくる大変さに比べたら、大したことないなぁ」(本文抜粋)
大正13年、和歌山県に生まれ、助産師になって72年。4,000人以上の命の誕生を見届けてきた著者の歩みと、そこから見えてくる「生まれてくること」と「生きること」。明日を生きる力がわいてくる一冊!!
タレントの関根麻里さん推薦!!
「不死身伝説が生まれるほどお転婆なお産婆さんの、待ったなしの人生!フジヤンのやさしい語りに、ふっと、心が楽になりました」
目次
【目次】
■はじめに
産婆フジヤン九十三歳。ペースメーカーの電池が先にくたばった。まだまだ死ぬ気がせぇへん。
■第一章 産婆フジヤン誕生
大正13年、1924生まれ。電話より、ひとつ年下。ラジオ放送より、ひとつ年上。/おふくろの味は、母の炊いたごはん。料理作るんは苦手やったけど、お薬作るんは上手やった。/母が示してくれた「無財の七施」。人を幸せにするのに、お金はいらん。その教えは、私の根っこになってる。・・・など
■第二章 妻フジヤン、母フジヤン、娘フジヤン
国民健康保険の勧誘をしていたら訪問先の姑に気に入られて嫁に勧誘されてしもた。
だんまりスケベのダンナさん。夫婦の会話はあまりなかったけど、セックスはけっこうあった。/「ピンピンコロリ」のお隣のおじいちゃんとおばあちゃん。性の話題も今より大らかやった。/・・・など
■第三章 フジヤン新天地へ
自分が死んだ後のことを考えて助産所を建てたんが73歳のとき。こんなに生きる予定なかったんや。/助産所のメールアドレスは「生まれ方は生き方」。赤ちゃんは神様の領域から自分の意思で出て来るんや。/病院から来た助産師さんはすぐ分娩台に乗せたがるけど、助産所の産み方はフリースタイル。台に乗るんも自由、乗らんのも自由。/・・・など
■あとがき
やることがまだあるから、生かされているんかな。死ぬときは、神様がごぼう抜くみたいに、地上から引き上げてくれるんや。
上記内容は本書刊行時のものです。