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森のお花見
発行:てらいんく
B5判
縦257mm
横182mm
24ページ
上製
定価
1,200円+税
- 初版年月日
- 2015年3月
- 書店発売日
- 2015年4月1日
- 登録日
- 2015年2月12日
- 最終更新日
- 2015年3月24日
紹介
里山で懸命に生きるさまざまな「命」を、優しい眼差しで描く絵本シリーズ「里山の生き物たち」の第三弾。今作は、人間たちの知らないところで開かれる、森の動物たちのお花見がテーマ。
待ちに待ったお花見の日、ヘビやカエル、リスに小鳥たち、そして幹事のタヌキくんなど、たくさんの動物や虫たちがウワミズザクラの木の下に集まってきました。今日一日だけは、みんなで仲良く過ごす約束です。ものまね大会をしたり、ごちそうを食べたり、楽しくにぎやかに過ごしていると、そこに森の王様であるオオタカが突然現れます。お花見に誘われず、怒っていたオオタカは、みんなをこらしめにきたのです。動物たちが逃げまどうなか、眠っていたウズラくんが標的に! そのとき、桜の木が思わぬ方法でウズラくんを助けてくれたのです。そして、動物たちは、桜の木にまた来年も必ずみんなでお花見に集まることを約束するのでした。
前書きなど
春が近づくと、日本各地で桜の花がいつひらくかが大きな話題になります。長い冬が終わって暖かな春がやってくるのを、人々が心待ちにしているからです。
春が待ち遠しいのは森の動物たちも同じです。
春が来ると動物たちは大好きなウワミズザクラの下でお花見を繰り広げます。
さてさてどんなお花見でしょうか?
まちのどこかで小さな生き物たちが暮らしていることを思いやってほしい、そしてその環境がずっとずっと続いてほしい、そう願ってこの物語を書きました。
(著者 菊池和美)
上記内容は本書刊行時のものです。