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a:9:{s:12:"shoshi_title";s:61:"ひみつにされた登戸研究所ってどんなとこ? ";s:11:"shoshi_isbn";s:17:"978-4-86261-104-8";s:16:"shoshi_publisher";N;s:11:"description";s:300:" 終戦と同時に封印された陸軍の秘密施設・登戸研究所が、何をしていたのか、どのような研究がされていたのか、残された資料、働いていた人たちの証言をもとに、子どもにもわかりやすいイラストでその歴史をたどる。";s:6:"author";s:45:"登戸研究所保存の会(編集)…他3名";s:10:"publishers";s:15:"てらいんく";s:9:"publisher";N;s:9:"productor";s:15:"てらいんく";s:12:"release_date";i:1399647600;}

ひみつにされた登戸研究所ってどんなとこ?

歴史・地理 ラノベ

登戸研究所保存の会(編), 姫田光義(監修), 稲田善樹(画), なかのよしこ(画)
発行:てらいんく

B5判   48頁  並製
定価 800円+税

ISBN 978-4-86261-104-8   C0021

奥付の初版発行年月 2014年5月
書店発売日 2014年5月10日
登録日 2014年3月2日

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紹介

 1937年、日本は中国と本格的な戦争に入り、その年に現在の多摩・登戸地域に陸軍の秘密施設「登戸研究所」をつくりました。そこでは多くの人たちが働いていましたが、研究所の中ではいったいどんなことがされているのか、周囲にはすべてが秘密にされていました。1945年8月に戦争が終わり、この施設は歴史から消されます。そこで働いていた人々も口を閉ざし、話すことのできない秘密をじっと、胸にかかえこんでいました。
 それから40年以上も過ぎた頃、近隣の高校生たちの「地域を知る、調べ学習」がきっかけで、昔、自分たちの暮らす地域に秘密の施設があったことを知ります。高校生たちは壁にぶつかりながらも熱心な調査を行い、秘密施設・登戸研究所で働いていた人々と出会い、その重い口を開いてもらうことができました。さまざまな証言や資料提供をうけ、未来に平和を伝える資料としての戦争遺跡「登戸研究所」を保存しようという市民運動に発展します。そして2010年、研究所の跡地が残る明治大学の協力で、「明治大学平和教育登戸研究所資料館」として保存されることになったのです。
 長い間、その存在ごと封印されていた「登戸研究所」では、いったい何をしていたのか、どのような研究がされていたのか―。
残された資料、働いていた人たちの証言をもとに、子どもにもわかりやすいイラストで戦争遺跡「登戸研究所」の歴史をたどります。

●小学校高学年~対象。

目次

はじめに

1登戸研究所を知っていますか? 
  戦争中、登戸にはひみつの研究所があった!
  いまの多摩・登戸(絵地図)              
  1930年代の多摩・登戸(絵地図)        
  そのころ子どもだった人に聞いてみよう       
  だんだん変わっていく学校              
  街が戦争で変わっていく            
  登戸研究所がやってきた

2登戸研究所ってどんなとこ?             
  研究所ではどんなことをしていたの? 
  なぜひみつにされたの?  
  たくさんの人が働きにいった       
  女学生も風船爆弾つくったんだって
  登戸研究所専用住宅               
  多摩区の空襲(絵地図)
  空襲をまぬがれた登戸研究所                      
  消された登戸研究所 

3登戸研究所の“いま”                         
  いまも残る登戸研究所遺跡を歩いてみよう      
  明治大学平和教育登戸研究所資料館に入ってみよう 
  登戸研究所関係年表
    

前書きなど

 この本は地域の歴史を知ろうとする子どもたちのために準備されました。1930年代から40年代の多摩・登戸を知っていて話をしてくれる人は80歳以上になっています。そうした方々から実際にお話を聞いて、孫やひ孫の世代の皆さんにどんな様子だったかを伝えていこうと考えました。この本でお話をしている方々は、全て実名でお話ししてくださいました。貴重な証言をしていただき有り難うございました。
 1930年代の平和でのどかだった時期の多摩・登戸地域はどんな様子だったのか、そして戦争に入ると、どう変わっていったのかを知って欲しいと思います。また、登戸研究所と呼ばれる秘密の研究所とはどんな存在だったのかを、ぜひ知って、考えてもらいたいと思いました。
 この本が、多くの若い世代に読みつがれていくことを願っています。

    登戸研究所保存の会

版元から一言

 昔、日本も戦争をしていました。
 戦争が、どのように地域を変え、暮らしを変え、子どもたちが通う学校を変えていったのか、人の心を変えてしまったのか。長らく秘密にされてきた「登戸研究所」を通して、戦争の本質、恐ろしさが、子どもたちに伝わることを願っています。
 登戸研究所では何をしていたのか、どんな人が働いていたのか―。本書は、今も残る戦争遺跡を、子どもたちにもわかりやすいイラストと証言でたどる一冊です。

著者プロフィール

姫田光義()

中央大学名誉教授
登戸研究所保存の会代表世話人

上記内容は本書刊行時のものです。