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注文の多い料理店
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2020年1月
- 書店発売日
- 2020年1月10日
- 登録日
- 2019年12月5日
- 最終更新日
- 2023年12月27日
書評掲載情報
2020-10-10 |
毎日新聞
朝刊 評者: 湯川豊(文芸評論家) |
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紹介
第4巻として「注文の多い料理店」「ポラーノの広場」「オツベルと象」「ビジテリアン大祭」「ひのきとひなげし」の5作を大活字、読み仮名付きで収載している。「注文の多い料理店」は、宮沢賢治の児童文学の短編集に収録された童話のひとつである。「銀河鉄道の夜」「風の又三郎」などとともに賢治の代表作として広く知られている作品。「ポラーノの広場」は賢治が亡くなった翌年に発表された作品で、イーハトーブを舞台に、博物局で働くキューストと農夫の子ファゼーロ少年たちが伝説のポラーノの広場を追い求め、ついに自ら理想の広場を実現するまでを描いた作品である。「オツベルと象」は、ある日、大地主のオツベルのところに白象が迷い込み、その象を巧みに騙して奴隷にしてしまう。教科書にも広く収載されている作品のひとつである。「ビジテリアン大祭」は、菜食主義に対する偏見や誤解を宗教になぞらえた童話。「ひのきとひなげし」は、美しさに憧れるひなげしたちの愚かな願いにつけこむ悪魔とひなげしたちを守ろうとするひのきの物語。
目次
注文の多い料理店
ポラーノの広場
オツベルと象
ビジテリアン大祭
ひのきとひなげし
前書きなど
『宮沢賢治大活字本 シリーズ全7巻』の刊行を予定しています。同シリーズは、宮沢賢治の物語を7つの虹色で、色分けしたシリーズとなっています。 分類は藍、紫、青、緑、黄、橙、赤の分類になっています。色にはそれぞれ意味があります。藍は銀河、紫は芸術、青は賢治ブルー、緑は自然、黄は光、橙は人生、赤は愛です。それぞれ『銀河鉄道の夜』『セロ弾きのゴーシュ』『風の又三郎』『注文の多い料理店』『十力の金剛石』『雨ニモマケズ』『春と修羅』に割り当てられています。 このような分け方をしたシリーズは本邦初です。 このように色に意味づけされた賢治大活字本シリーズは、全文ルビ付きのユニバーサル仕様ですので、公共図書館をはじめ小学、中学、高校の図書館、あるいは老人施設に最適かと思います。 これまでにない賢治ワールドが広がっていきます。 それぞれの巻には、法政大学教授王敏(ワン・ミン)先生の「ミニ解説」が入ります。王敏先生は、中国に宮沢賢治を紹介した人として非常に高名な方です。 ぜひこの機会に新しい宮沢賢治大活字本シリーズ揃えませんか?
版元から一言
「銀河鉄道の夜」「注文の多い料理店」「雨ニモマケズ」等、昔から語り継がれている名作の数々を全7巻に分けて収載。ユニバーサルデザイン仕様の大活字本、さらに全ページ読み仮名付きで、読みやすくなっています。
上記内容は本書刊行時のものです。