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改訂 大阪大空襲
新装版
大阪が壊滅した日
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2018年3月
- 書店発売日
- 2018年3月12日
- 登録日
- 2018年2月16日
- 最終更新日
- 2018年5月9日
紹介
1945(昭和20)年3月13日の最初の大空襲から、終戦前日8月14日の大阪砲兵
工廠・京橋駅への大爆撃まで、8回の大空襲(総数は約50回に及ぶ)を経て
大阪の人口は100万人も減ってしまった。多数の証言と警察や米軍の資料を
分析して解明した大空襲の全容。
地名・施設名索引を付す。口絵8ページ。
目次
■主要目次
序 章 壊滅した大阪
半年で人口100万減/今なお残る悲惨の記憶
第一章 初期空襲
1 防空体制の強化…美術館が高射砲司令部/町会と隣組/人員疎開/ほか
2 敵機いよいよ来襲…B29の初飛来/警察の公式記録/阪神地方初の大空襲/
単機空襲の頻繁化/人心の動揺/ほか
第二章 最初の大空襲
1 夜間低空焼夷弾爆撃…火の豪雨/災害観念の一変/大阪爆撃命令/来襲機
数と高度/罹災者50万人/日本軍の抗戦/ほか
2 この世の生き地獄…最も燃えやすい都市/母と弟の死/御堂筋は炎の川/炎
に追われ道頓堀川へ/想像を絶した空襲/神戸大空襲/ほか
第三章 6月空襲の激烈性
1 絨毯爆撃の反復…大阪湾への機雷投下/白昼の焼夷弾攻撃/米軍資料による
6・1大空襲/P51ムスタング/神戸が壊滅/八幡から大阪への目標変更/ほか
2 白昼の暗黒と炎…6・15大空襲の被害/火炎の上昇は七〇〇〇メートル/機銃
掃射による犠牲/友人の頭が割れた/首のない赤ちゃん/母の骨/ほか
第四章 戦争終局期の空襲
1 爆弾攻撃と堺大空襲…死への直進/米軍資料による6・26大空襲/日本側の発
表/中小都市の焦土化/7・10堺大空襲/7・24大空襲の被害/ほか
2 終戦前日の大空襲…異例の大本営発表/原子爆弾とソ連参戦/大阪陸軍造兵廠
の壊滅/米軍資料による8・14大空襲/数えられなかった死者/ほか
終 章 空襲からの解放
敗戦の衝撃/平和のよろこび/原爆報道
索 引
上記内容は本書刊行時のものです。