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金大中事件最後のスクープ
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2010年5月
- 書店発売日
- 2010年4月15日
- 登録日
- 2010年4月5日
- 最終更新日
- 2010年4月5日
紹介
金大中が日本で韓国中央情報部により拉致されてから37年。事件を執拗に追い続けたジャーナリストが掴んだ驚愕の
スクープ。自衛隊員の関与・官房機密費で彼らを隠蔽した後藤田正晴・韓国真実委の調査を妨害した日本外務省…。
ジャーナリストの執念が暴く日本外交の暗部。
目次
序
本書の主要登場人物/金大中拉致事件略年表
第一のスクープ 金東雲を知る男の証言
金東雲の素顔/新聞記者から公調情報マンへ/金東雲の妻は日本人?/坪山晃三と金東雲の出会い/金東雲、金大中
の見張りをまず〝公調〟に依頼/李厚洛の過剰忠誠にぴったり/金大中来日、事件の幕開く/原田マンション張込み
/銀座第一ホテルの拉致計画
第二のスクープ 坪山、捜査本部ですべてを語る
警視庁外事2課のSに泣きつかれる/入管の指紋は役に立たなかった/三紙のスクープ「自衛隊関与」/二人は書類整
理係?だった/今、自衛隊OBは堂々と語る/自衛隊は拉致に関与したか
第三のスクープ 主権放棄の鍵を握る男
記者と警察の熾烈な闘い/政治決着で警察は報いられたか/警察は拉致を事前に知っていたか/事件発生を「知らな
かった」もう一人の男/後藤田の〝弟子〟も不思議な著述/警察は坪山情報をひた隠しにした/後藤田が厳命「しば
らく消えておれ」/後藤田が事件の鍵を握る
第四のスクープ 日本警察は金東雲のその後を知っていた
日本の横やりで金東雲、窓際に飛ばされる/主権侵害解決の国際慣例/政府と外務省には人権感覚がなかった/「新
証拠が出たらやり直す」も嘘
第五そして最後のスクープ 安炳旭教授、衝撃の証言
金東雲は今もソウル首都圏で生きている/真実委の調査を妨害した日本外務省/残された二つの疑問 ①飛行機は飛ん
できたか/残された二つの疑問 ②田中角栄の三億円疑惑/まさか! 本当か!日本の言論人がKCIAの手引きをし
た?
資料 真実委報告書
参考文献/人名索引
前書きなど
私にとっての事件記者の師匠で73歳の現役記者である著者が37年前の謎を解き、核密約に続く日本外交の恥部を暴いた。
……ジャーナリスト 鳥越俊太郎
一人の意志と努力で証人と証拠を直接発掘されたことに敬意を表したい……金大中政権の監査院長 韓勝憲
上記内容は本書刊行時のものです。