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a:9:{s:12:"shoshi_title";s:16:"生きる技法 ";s:11:"shoshi_isbn";s:17:"978-4-86228-055-8";s:16:"shoshi_publisher";N;s:11:"description";s:276:"人はどうしたら自由になれるか。幸福になれるか。自分自身の内奥の感覚に忠実にしたがうこと。妻・母親の呪縛から脱出した東大教授、命がけの体験的人生論。自立とは多くの人に依存することである。";s:6:"author";s:21:"安冨 歩(著/文)";s:10:"publishers";s:9:"青灯社";s:9:"publisher";N;s:9:"productor";s:9:"青灯社";s:12:"release_date";i:1324479600;}

生きる技法

文芸 ラノベ

安冨 歩(著)
発行:青灯社

四六判    並製
定価 1,500円+税

ISBN 978-4-86228-055-8   C0095
在庫あり(出版社情報)

奥付の初版発行年月 2011年12月
書店発売日 2011年12月22日
登録日 2011年12月7日

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書評掲載情報

2015-11-29 東京新聞/中日新聞  

紹介

最初に「生きるための根本原理」を導入しておきます。
それは―
【命題1-1】自立とは多くの人に依存することである。
人はどうしたら自由になれるか。幸福になれるか。自分自身の
内奥の感覚に忠実にしたがうこと。妻・母親の呪縛から脱出し
た東大教授、命がけの体験的人生論。(本文より)

目次

はじめに

1│ 自立について
【命題1─1】自立とは、多くの人に依存することである
【命題1】自立とは依存することだ
【命題1─2】依存する相手が増えるとき、人はより自立する
【命題1─3】依存する相手が減るとき、人はより従属する
【命題1─4】従属とは依存できないことだ
【命題1─5】助けてください、と言えたとき、あなたは自立している
2│ 友だちについて
【命題1─6】友だちとは、互いに人間として尊重しあう関係にある人のことである
【命題1─7】互いに人間として尊重しあう、とは、お互いの真の姿を常に探求し、勝手な像を押し付けない、ということである
【命題2】誰とでも仲良くしてはいけない
【命題2─1】誰とでも仲良くしようとすると、誰とも仲良くなれない
【命題2─2】誰とでも仲良くすると、破壊的構えの人とも仲良くすることになる
【命題2─3】誰とでも仲良くすると、あなたも破壊的構えに吸い寄せられる
【命題2─4】破壊的構えに近づいてはいけない
【命題2─5】創造的構えに近づくべきである
【命題2─6】友だちは、友だちに紹介してもらえばよい
【命題2─7】嫌だと感じる人と、友だちのフリをしてはいけない
【命題2─8】表面的な平穏さは、毒である
【命題2─9】表面的な対立は、動的な調和をもたらす
【命題2─10】相手の破壊的構えのお付き合いをしてはならず、創造的構えに呼びかけねばならない
【命題2─11】破壊的構えを向ける人の背後の創造的構えに呼びかけると、その人が憤激することがある
【命題2─12】「恐怖」には原因があるが、その原因を自分で隠蔽すると、「不安」になる
【命題2─13】対立を恐れてはいけない
【命題2─14】嫌われるのを恐れると、誰にも愛されない
3│ 愛について
【命題3】愛は自愛から発し、執着は自己愛から生じる
【命題3─1】自愛とは、自らその身を大切にすることである
【命題3─2】自己愛とは、自己嫌悪を埋め合わせるために偽装することである
【命題3─3】自己愛はいつも不安と隣り合わせである
【命題3─4】偽装に奉仕するための資源と時間の獲得に奔走するのが利己心である
【命題3─5】自己愛を満足させるために、他人の美点に欲情することが、執着である
【命題3─6】執着する者は、決してその対象となる人の真の姿を見ようとはしない
【命題3─7】自分を嫌っているなら、誰も愛することはできない
【命題4】人を愛するためには、自分を愛さなければならない
【命題4─1】自己愛は、他人を犠牲にする
【命題4─2】他人を愛することは、自己愛の否定による
【命題4─3】自愛は、自己嫌悪から離脱することで実現される
【命題4─4】悩むのをやめて、自分が感じていることに眼を向ける
【命題4─5】自分を大切にし、そこからあふれる愛情に引き寄せられるのが、本当の友だちである
【命題4─6】自分を嫌っている限り、本当の友だちはできない
【命題4─7】友だちだと思っていても、それは相互に利益を与え合っているだけ
4│ 貨幣について
【命題5】貨幣とは、手軽に人と人とをつなぐ装置である
【命題5─1】貨幣は、信頼関係なしの交換を可能にする
【命題5─2】貨幣を使うと、知らない間に、与え合っていることになる
【命題5─3】自立は、金では買えない
【命題5─4】貨幣は他人との信頼関係を作り出すために使うべき
【命題5─5】貨幣は他人とのしがらみを断ち切るために使える
【命題5─6】経済人ではなく、有徳人になる
5│ 自由について
【命題6】自由とは、選択の自由のことではない
【命題6─1】「選択肢が豊富にあること=自由」ではない
【命題6─2】成功とは、可能な選択肢の中から、最善の選択をすることではない
【命題6─3】人生には常に無数の選択肢がある
【命題6─4】無数の選択肢の中から、正しい選択をすることなど、原理的に不可能である
【命題6─5】選択という設定自体が危険である
【命題6─6】選択を迫られるなら、その場を逃げ出すべきである
【命題6─7】不可避の選択に直面しているなら、どれを選ぶかは問題ではなく、どのように選ぶかだけが問題である
【命題6─8】自分の内なる声に耳を澄まして、その声に従う
【命題6─9】どれかを選択した以上、別の選択肢はもう閉じられている、と感じるのは誤りである
【命題6─10】自由とは、思い通りの方向に成長することである
【命題6─11】豊かさは自由を保障しない
【命題6─12】現代日本では、簡単に飢え死にしないから、怯えなくて良い
【命題7】自由でいるためには、勇気が必要である
【命題7─1】利己主義者は自分自身を嫌っている
【命題7─2】利他主義者も自分自身を嫌っている
【命題7─3】自由人は自愛しており、利己的でも利他的でもない
【命題7─4】自由人は自立している
【命題8】人生の目的とは、その人自身の「道」の究極点である
【命題8─1】 あなたの人生の目的は、ほかの誰とも違っている
【命題8─2】 人生の目的は、どんな言葉でも表現することはできない
【命題8─3】表現できたと思うなら、それは何かを押し付けられた結果に過ぎない
【命題8─4】 人生の目的に向かって進んでいるかどうかは、感じることができる
6│ 夢の実現について
【命題9】夢とは、人生の目的に向かう一里塚である
【命題9─1】夢を見ないで何かを手に入れることは、極めて困難である
【命題9─2】夢は否定形では表現されない
【命題9─3】否定形を夢だと思い込むと、否定の部分が外れて実現する
【命題9─4】たとえば、「父親のようにはなりたくない」と念じると、父親のようになってしまう
【命題9─5】夢は肯定形のイメージでしか表現できない
【命題10】夢を実現することそのものには、何の意味もない
【命題10─1】夢の実現のための過程に意味がある
【命題10─2】夢を実現する過程で得られる副産物が、あなたの糧となる
【命題10─3】抽象的な「夢」は、かなえるとすぐに消えてしまう
【命題11】幸福とは、手に入れるものではなく、感じるものである
【命題11─1】「正しく」狂った人間は、感じることを恐怖するため、幸福にはなれない
【命題11─2】「正しく」狂った人間は、幸福の偽装工作に全力を挙げる
7│ 自己嫌悪について
【命題11─3】「幸福」を手に入れようとすると、魂があこがれでてしまう
【命題11─4】何かに強く憧れているとすれば、それはあなたが自己嫌悪に囚われていることを意味する
【命題12】「自分は悪い子だ」と思い込まされていることが、自己嫌悪である
【命題12─1】自己嫌悪は、他人(親や教師など)に押し付けられたものである
【命題12─2】自己嫌悪を抱いている限り、失敗が約束されている
【命題12─3】「俺は悪くないんだ」と自分に言い聞かせて、自己嫌悪を抑えるのは逆効果である
【命題12─4】自分がなぜ自分を嫌いなのか、その原因をよく考える
【命題12─5】自己嫌悪は、自己の感覚の否定であるから、ある感覚が作動しなくなり、そこが盲点になる
【命題12─6】自己嫌悪の原因について考えるには、友だちに助けてもらう必要がある
【命題12─7】友だちに助けてもらうことではじめて、自己嫌悪を乗り越えることが可能となる
【命題12─8】あなたを操作して利用する人は、あなたの自己嫌悪を利用する
【命題12─9】あなたが自己嫌悪を乗り越えようとすると、憤激して妨害する人は、あなたを利用している人である
【命題12─10】自己嫌悪を乗り越えるには、友だちと共に、勇気が必要である
【命題12─11】自己嫌悪とは態度である
【命題12─12】その態度を改めれば、自己嫌悪は雲散霧消する
【命題13】自己嫌悪を乗り越え、自分を愛するようになることが、成長をもたらす
【命題13の補助命題】自己嫌悪こそが、破壊と破滅と失敗と不安と恐怖との原因である
【命題13─1】見せかけの自分のために何でもする者は、利己主義者あるいは利他主義者になる
【命題13─2】利己主義者とは、見せかけの自分の物的利益の獲得に奔走し、世間の評判を顧みない者である
【命題13─3】利他主義者とは、見せかけの自分の世間の評判の獲得に奔走し、物的利益を顧みない者である
【命題13─4】ロクデナシとは、見せかけの自分の世間の評判の獲得にも、物的利益の獲得にも、失敗した者である
【命題13─5】うぬぼれ屋とは、ロクデナシであることを受け入れられないロクデナシである
8│ 成長について
【命題14】成長とは、生きる力の増大である
【命題14─1】人は、成長すると、安心する
【命題14─2】人は、衰退すると、不安になる
【命題14─3】自分のやっている努力に意味があるかないか、感じることが大切
【命題14─4】問題は、自分のやっている努力に意味があるかないか、感じられなくなっていることである
【命題14─5】感覚を再生しようと思って努力しても、無駄
【命題14─6】感覚を再生したい、と願うことは大切
【命題15】成長は、願うことで実現される

おわりに

著者プロフィール

安冨 歩(ヤストミ アユム)

現在、東京大学東洋文化研究所教授
1963年、大阪府生まれ。京都大学経済学部卒業後、銀行勤務。
京都大学大学院経済学研究科修士課程終了。まず自分を知り生き
る力になる学問をめざしている。
著書『「満州国」の金融』(日経経済図書文化賞、創文社)
『複雑さを生きる』(岩波書店)『ハラスメントは連鎖する』
(光文社新書)『生きるための経済学』(NHKブックス)

上記内容は本書刊行時のものです。