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a:9:{s:12:"shoshi_title";s:50:"KinKi Kids おわりなき道 ";s:11:"shoshi_isbn";s:17:"978-4-86204-287-3";s:16:"shoshi_publisher";N;s:11:"description";s:153:"もっとも遠くて、もっとも近い、奇跡のデュオ――。ジャニーズライターが追ったKinKiKids〝ふたりぼっち〟の世界";s:6:"author";s:25:"田幸 和歌子(著/文)";s:10:"publishers";s:18:"アールズ出版";s:9:"publisher";N;s:9:"productor";s:18:"アールズ出版";s:12:"release_date";i:1487516400;}

KinKi Kids おわりなき道

芸能・タレント ラノベ

田幸 和歌子(著)
発行:アールズ出版

四六判   192頁  並製
定価 1,300円+税

ISBN 978-4-86204-287-3   C0095
在庫あり(出版社情報)

奥付の初版発行年月 2017年2月
書店発売日 2017年2月20日
登録日 2016年12月28日

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紹介

2017年7月21日でCDデビュー20周年を迎えるKinKi Kids。
その周年記念第一弾として出された36thシングル『薔薇と太陽』は、1人がギターをかき鳴らしながら、もう1人が踊りながら歌う不思議なパフォーマンスだった。
かたや、座長として舞台『SHOCK』を引っ張る堂本光一。
かたや、ミュージシャンとして、ライブで活躍する堂本剛。
この2人がそれぞれの世界観をぶつけあうことで生まれたのが『薔薇と太陽』だった。

1997年のCDデビューから、「テレビで見ない日はない」と言われた時代、それぞれのソロ活動を経て、新しいKinKi Kidsを作り上げるまで--。
稀有な才能を持つ〝ふたり〟が、作り続ける世界を、ジャニーズ・ライターが追った。

目次

PART1 あやうい輝きを放つふたりの少年
「先生、どっち派?」/出てきたときから商品だった/ジャニーズドラマを超えたアイドルたち/「〝タマ〟が違う」/「剛君がうまかったですね」/PVに見る切なさ/〝ふたりぼっち感〟

PART2 曲を通して現れた、ふたりだけの世界
〝フォークの神様〟との出会い/「バカヤロー!! 俺を誰だと――」/「目線を合わせてくれて、否定せず、知らないうちに導いてくれた」/ふたりだけの暗号

PART3 それぞれの道① “音”のなかで、自由に跳ねまわる堂本剛
▼「ファンは要らない?」ソロツアー『[síː]』の衝撃
未知の領域へ /ジャニーズの異端児/相方愛、全開!/爆弾発言と心から楽しんだライブ/家族想いの男の子/「ほとんど記憶ないんです。しんどすぎて……」/「ごめんなさいでした」/『24時間テレビ』の手紙/時代から離れるKinKi
▼剛が見つけた居場所と不思議な音楽空間
鬱々とする『ソメイヨシノ』/「こんな剛は応援できない」/不仲説の真偽/見失いかけた自分を……/「変わらない自分がいとおしい」/戻ってきた!/FUNKがしたいんだ!/五感すべてが包み込まれる音楽空間

PART4 帝劇の宙に舞う堂本光一
▼舞台に生きる
ジャニーズのエリート/「黙らせられるものをやりつづけるしかない」/笑いを与えるという偉大さ/支え合うふたり/「光一は嘘つき」
▼“スタンダード”をつくりあげた光一
「カッコよさに魅せられて……」/すぐ辞めて帰宅部に/友達はハツカネズミ?/ジャニーズファンのためのショー/ジャニーズの舞台を超えた?/“リボン・フライング”に見る光一の凄み/菊田賞受賞/KinKiでの存在感
▼“仲良しこよし”が良いわけじゃない
「お前ら、何しに来たの?」/「光一くんに大丈夫って言われたい!」/「今、盗んでいるところ」/PLAYZONEの終焉と帝劇会見/ジャニー喜多川を受け継ぐもの

PART5 年に一度の祝祭の場--コンサートDVDより--
年に一度の――。/「お手てつないで、果てしない道を歩いて行きましょうよ」/「新しいキンキが見えた気がした」/「もうちょっとね、2人でいるところが見たいというのが、あったと思うんです……」/アイドル性×アーティスト性が頂点に達したふたり/ふたりの声の相性の良さ/MCが57分!30歳になった魅力/ふたりの手を離れた『FAMILY~ひとつになること』/なぜMCは果てしなく長くなるのか?/『薔薇と太陽』に引き継がれた『キラメキニシス』の方法論

PART6 「ふたり」を楽しむふたり
「解散も、考えた」/「音楽は、やらせてもらえるんですか?」/ゲストの〝おもてなし〟なんて、できるの?/Kinkiのふたりが街へ出た!/今年はどんなプレゼントかな?

PART7  KinKi Kidsの輝きの根っこにあるもの
「長いコントやっているような……」/苦肉の策/ふたつの奇跡/音楽を聴かせるデュオ/トシフミ出現/KinKiの表現の源泉

終章 ~エピローグ~
「KinKiが“紅白初出場”って、意外」

前書きなど

 私がKinKi Kidsに惹かれたきっかけは、1994年に放映されたドラマ『人間・失格~たとえばぼくが死んだら』(TBS系)だった。
 ある世代以上の方々のなかには、私と同じく、このドラマに出演した彼らに強烈に惹かれた方は多いと思う。
 大場誠(堂本剛)の真っ直ぐすぎる性格ゆえの、危うさといたいけな雰囲気、そして影山留加(堂本光一)の中性的な妖しい美しさに、一瞬で心を摑まれてしまった。
 このあまりに対照的なふたりがジャニーズであり、デュオ(2人組)として活動していると知ったときは、ひどく驚いたものだ。
 同じ名字なのに親戚関係はまったくないことにも、どういう運命のイタズラだろうかと思った。
 ひとたび役を離れてテレビ番組に出演すると、彼らは意外にも親しみやすい関西弁を使い、〝喋り〟でスタジオを湧かせた。
 こんなアイドルは見たことがなかった。
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 本書は、彼らの20年を見直したいという思いから書き始めた。
 不思議だったのは、DVDや音源、書籍、雑誌など様々な資料にあたってゆくなかで、〝相方〟により惹かれていったことだった。
『人間・失格』からのいわゆる“剛寄り“のKinKiファンだったはずが、光一のことを知るにつけ、その才知やブレない人間性にどんどん惹かれていった。
 ただしそれは私だけに当てはまることではなかった。
 ソロコンサートへ通うほどの“光一担”だった担当編集者は、逆に「ジャニーズに頼らないで自分を貫く、すごい人ですね」と、剛の魅力を発見したようだった。
 KinKiはどちらか一方を知ろう、理解しようとするとき、必ずそこに〝相方〟の存在が浮かび上がってくる。
 KinKi関連の本は、ふたりを完全に分けて描くことが多い。そんななか、敢えて“ふたりの世界”を描きたいと思ったのは、ふたりが並び立つその様が、最も美しいと感じられるからだ。
 今のKinKiの成り立ちを考える上で、それぞれのソロ活動は外すことができない要素だ。構成上、ソロ活動にスポットをあてた章もある。しかしそこでも“相方”の影が感じられることに注意してもらえたらうれしい。
 KinKi Kidsは“特別”なアイドルだ。そして、その鍵は“ふたりでいること”にあるのだ。

版元から一言

KinKi Kidsのライブで『道は手ずから夢の花』を聴いたときは衝撃的でした。
軽快なMCから2人が歌唱へと〝入る〟とき、会場の空気が一瞬止まります。
そして次の瞬間には、会場中が2人の歌の中に引き込まれているのです。
2つの歌声は、まるでKinKi Kidsという名の楽器の音色を聴いているような、美しいものでした。
『LOVE LOVE あいしてる』の頃の2人はまさにアイドルだったと思います。
そこから20年を経て、2人はどのように変化して、今にたどりついたのか、その答えを追ったのが本書です。
ジャニーズライターが追った、そのときどきの〝ふたりの世界〟をぜひ読んでただきたいと思います。

著者プロフィール

田幸 和歌子(タコウ ワカコ)

ジャニーズウォッチャー。書籍出版社、広告制作会社を経てフリーランスライターへ転身、その後ネット媒体などでジャニーズ記事を中心に執筆している。著書に『Hey!Say!JUMP~9つのトビラが開くとき~』(アールズ出版)、『大切なことは みんな 朝ドラが教えてくれた』(太田出版)などがある。

上記内容は本書刊行時のものです。